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ソウル空港の騒音苦情急増、第2ロッテワールドのせい?

可楽洞・文井洞で空港騒音苦情が急増 

  • ソウル空港の騒音苦情急増、第2ロッテワールドのせい?
国内最高層の建物である第2ロッテワールド周辺を通る軍用機が住宅街の上空を低空飛行して、騒音と安全に対する不満と憂慮の声が出ていると20日、連合ニュースが報道した。

松坡区庁と松坡区議会によると、今年の始めから可楽洞(カラクドン)、文井洞(ムンジョンドン)、松坡洞(ソンパドン)、芳荑洞(バンイドン)、梧琴洞(オグムドン)、豊南洞(プンナムドン)など、第2ロッテワールド東側にある大部分の地域で航空騒音関連の苦情が急増した。この地域はほとんど航空騒音の苦情がなかったが、最近では1日で多ければ10件余りずつ苦情が提起されている。

京畿道城南ソウル空港に降りる群湯置きがあまりにも低く飛んで、日常生活に深刻な支障を受けているということだ。松坡洞の住民イ某氏(67・女性)は、「ある時は2~3分間隔で5~6台ずつ飛ぶが、騒音のせいで天上のスプリンクラーのカバーが落ちたこともある」として不安感を訴えた。また、別の住民は「アパートにぶつかるようにあまりにも低く飛んで、怖くなる時が多い」と打ち明けた。

ソウル空港を利用する航空機は1日40台前後で、真夜中でも離着陸が行われる。

住民たちは2016年末、555m規模で完成する予定の第2ロッテワールドの高さが今年初めに300mに迫りながら、軍用機の低空飛行が始まったと口をそろえた。ソウル空港が今年の初めから主滑走路工事のために主滑走路に比べて第2ロッテワールド側に6度ほど傾いた補助滑走路を使用することも問題を悪化させたという分析が出ている。

ソウル空港に着陸する航空機hあ通常20㎞地点から徐々に高度を下げるが、直径経路で主滑走路に降りると第2ロッテワールドと約2.2㎞まで接近することになる。補助滑走路を利用すると航空機と第2ロッテワールド間の最小距離は1.4㎞まで狭まる。軍当局は松坡区庁に送った公文書で「補助滑走路の使用による角度変更で騒音地域が移動されたと判断し、(航空騒音の苦情増加は)第2ロッテワールドとは無関係だ」と釈明した。
  • 毎経ドットコム_速報部/写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-20 08:05:48




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