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年金改革はまだなのに 韓国の老齢年金受給者500万人突破


尹錫悦(ユン・ソンニョル)政府の主要国政課題である年金改革が少し遅れて第一歩を踏み出した中、年を取って国民年金を受け取ることになった人口が今年に入って500万人を突破したことが分かった。

韓国の高齢化が加速して受給年齢に達し、年金を受け取る人が増えるスピードも速くなっている。老齢年金受給者が国民年金受給者の中で最も大きな割合を占めるだけに、このような傾向が続けば国民年金財政は当初の予想よりはるかに早く枯渇しかねないという指摘が出ている。25日、政界によると国会年金改革特別委員会は同日、初の全体会議を開いた。7月、与野党が特別委員会の構成に合意してから3か月ぶりとなる。政府と共に年金制度改善案を探すのが特別委員会の役割だ。特別委員会の活動期限は来年4月までだ。

年金改革が速度を出せずにいる中、受給者が速いスピードで増え、財政はますます危うくなっている。国民年金公団によると、今年の上半期(1~6月、累積)の老齢年金受給者は511万人余りと集計された。

これは全体の国民年金受給者(609万8891人)の83.8%を占める。高齢化のピッチが上がっているだけに、国民年金受給者数の増加傾向も激しくならざるを得ない構造だ。国民年金の受給者が急速に増えているだけに年金の蓄えも急速に減りつつある。
  • 毎日経済 | イ・ヒジョ記者
  • 入力 2022-10-25 17:56:16




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