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韓国の離婚率、3組結婚すると1組離婚…熟年離婚は過去最大値を記録

大法院法院行政処「2014司法年鑑」 

昨年は男女3組が華燭をあげるときに、既婚夫婦1組が離婚したことが分かった。熟年離婚は過去最大値を記録した。

22日、大法院法院行政処が発行した「2014司法年鑑」によると、2013年に受け付けた婚姻届の件数は総32万5016件だった。同じ期間の離婚届の件数は11万5725件で、婚姻と離婚との比率は約3対1を記録した。協議離婚は9万3601件で、裁判上の離婚は2万2124件だった。離婚届の件数は全体的に減少傾向を続け、10年前の2004年(13万9876件)に比べて82%のレベルにとどまった。

離婚した夫婦のうちでは、20年以上も夫婦生活を続けたが別れる熟年離婚が全体の28.1%(3万2433件)で最も高い割合を示し、結婚4年め以下の新婚離婚が23.7%(2万7299件)でその後に続いた。

熟年離婚は2009年の2万8261件から2010年に2万7823件、2011年は2万8299件で2012年には3万234件に増加した。離婚の理由を調べてみると、「性格の違い」に言及した夫婦が47.2%だった。「配偶者の不正」や「精神的・肉体虐待」による離婚は継続して減少し、昨年はそれぞれ8702件(7.6%)と4784件(4.2%)を記録した。

韓国人と結婚したが離婚訴訟に乗り出した外国人は総6389人で、中国人が最も多く3033人(47.5%)だった。その次にベトナム1724人(27.0%)とフィリピン364人(5.7%)の順だった。

この10年間は訴訟事件よりも非訟事件が格段に増加したという点も、家事事件の統計的特徴だ。2004年から訴訟事件は16.5%増えたが、非訟事件は62.6%も急増した。
  • 毎日経済_キム・セウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-22 17:32:06




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