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多多益善の時代、若い層と保守の合一…所有がすなわち幸せ

進歩vs保守「政治性向とライフスタイル」アンケート調査 

  • 多多益善の時代、若い層と保守の合一…所有がすなわち幸せ
麻薬と賭博は中毒とそれにともなう後遺症が続くだけでなく、違法行為に分類される。一方、消費中毒は麻薬よりもさらに深刻な後遺症を伴うにも関わらず、どんな法的制裁も受けずにむしろ奨励されることさえする。

資本主義社会は「消費が美徳」という言葉が色あせしない程度に消費を奨励する時代だ。このような消費万能主義社会で所有に対する執着が指弾を受けることができるだろうか。

市場調査専門業者のトレンドモニターが、全国の満19~59才の男女1000人を対象に「政治性向とライフスタイル」をテーマに、経済観と消費性向に対するアンケート調査をした結果、持っている物が多いほど、人生の質と幸福数値のすべてが上昇できるという期待値が高いことが分かった。

自分が普段持つことができなかった物を所有することになれば、人生がより一層良くなるということに全体的に同意する意見(53.3%)が非同意異見(16.7%)より圧倒的に高かった。 所有の概念が人生において添加剤のような役割をすることで、このような意見は年齢(20代53.6%、30代49.6%、40代53.2%、50代56.8%)に関係なく似たような水準だった。政治性向でも進歩(54.6%)と保守(62.1%)両方の平均値を上回り、中度性向(50.2%)のみが多少低かった。

また、全体の50.1%はより多くの物を買うことができれば、より幸せになるということに同意した。若い層であるほど(20代55.2%、30代50.4%、40代50.4%、50代44.4%)物をより多く買えば幸せになるという期待が大きかった。

しかし、一般的に若い層と進歩性向の意見が軌道を共にすることとは異なり、物の購入による幸福感に対してだけは進歩性向(48.6%)よりも保守性向(57.4%)の消費者が若い層とより共感する姿を見せた。
  • シークニュース_ハン・スクイン記者/写真=photopark.com
  • 入力 2014-10-24 16:53:39




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