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モニュエルの海外法人「はりぼて」

5ヶ所の累積売上げ200億...金融監督院、マーシャル諸島を利用した租税回避の疑いを調査 

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法廷管理を申請したモニュエルの海外法人は、毎年赤字を重ねた「はりぼて」法人であることが分かった。

モニュエルは海外売上げが80%以上と強調したが、実際の海外法人の最近5年間の累積売上げは200億ウォン台にとどまり、事実上は抜け殻にすぎないと思われる。

28日、金融監督院と家電業界によると、法廷管理を申請したモニュエルの海外法人は、過去5年間で一度も黒字を出したことがないことが分かった。売上規模も、会社全体の売上げのごく一部に過ぎなかった。財務諸表を見ると、香港法人のみを運営していた2009年には年間の売上げは1億6000万ウォンに過ぎず、2010年には売上げが93万ウォンという非常識な実績を示した。

2009年と2010年のモニュエルの総売上高はそれぞれ1637億ウォンと2953億ウォンであることを考えると、海外法人の売上げの割合は0%に近い。2年間、売上げはなく、損失は2億ウォンに達した。中国・米国・日本法人を立てた2011年には、売上げ20億ウォンで損失が13億ウォンだった。

最近の2年間は売上げが増加したものの、赤字幅は毎年倍以上に増加した。昨年の5つの海外法人の売上げ高は129億ウォンで、赤字は78億ウォンだった。売上げは全体の1兆2737億ウォンの1%に過ぎない。

売上げの80%が海外という会社の説明に基準にすると、海外総販を過度に利用したという指摘が出ている。現地法人は有名無実ということだ。ある輸出中堅企業の代表は、「輸出するのに総販と現地法人を同時に利用することは、費用が2倍かかって販売代理店との利権問題が生じる可能性もある非常識な構造」だとし、「実売上げがなかったり、大部分が総販を通じて発生したならば、現地法人は名目上設立された連絡先程度の’はりぼて’に近いだろう」と語った。

この関係者は続けて、「一般的に、総販が地域内で独占権限を持つ形式であれば個別営業はできないので、モニュエルの現地法人の売上げは虚偽かもしれない」と指摘した。

一方、金融監督院はモニュエルのパク・ホンソク代表がタックスヘイブンであるマーシャル諸島に開設した口座を追跡し、会社の資金を流出させたのかを調査している。外国為替取引法上の届出がされているモニュエルの現地法人6ヶ所の外貨資金の流れも追跡し、違法外国為替取引が行われたのかを探っている。モニュエルは中国に2つ、香港と米国・日本・ドイツにそれぞれ1つの現地法人を置いていることが確認された。
  • 毎日経済_ジン・ヨウンテ記者 / ベ・ミチョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-28 17:06:33