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日本も女性ゴルファーが多く稼ぎ、男性ゴルフはスターの不在で人気低下

「女高男低」…韓・日ゴルフ界のそっくりさん 

「女高男低」。

これまで全世界のゴルフツアーの中で唯一韓国だけ、女子ゴルフが男子ゴルフより強かったが、今年の日本ゴルフツアーは「 相似形」を見せている。シーズン終盤に向かって駆け上がっている日本女子ゴルフの賞金首位はアン・ソンジュで、1億4841万円を稼いでいる。一方、男子ゴルフ賞金首位の藤田寛之は1億26万円を獲得している。5000万円近くの差がある。

2007年から7年のあいだ、日本の女性ゴルファー賞金王が男性ゴルファーより多く稼いだのは一回だけだ。横峯さくらが女子ゴルフシーズン最高賞金記録を出した2009年に1億7501万円を稼ぎ、男子賞金王の石川遼(1億7453万円)を僅差で上回った。もちろん、米国メジャー大会とワールドゴルフチャンピオンシップ(WGC)大会の賞金まで含む日本男子ゴルフの公式賞金は、石川が1億8352万円で横峯より多かった。

今年、日本の男性ゴルファーのうちで現在5000万円以上を稼いだ選手は7人しかいない。1億円を超えた選手は藤田が唯一だ。

一方、女性ゴルファーは5000万円以上が12人に達する 1億円を超えて稼いだ選手はアン・ソンジュ(1億4841万円)とイ・ボミ(1億1287万円)の2人だ。韓国で女性ゴルファーが男性ゴルファーを圧倒したのは昨日今日の話ではない。

国内男子ゴルファーで現在3億ウォンを超えた選手はキム・スンヒョク(5億4820万ウォン)、パク・サンヒョン(4億1995万ウォン)、パク・ジュンウォン(3億943万ウォン)の3人だけだ。女性ゴルファーは3億ウォンを超えた選手が12人にのぼる。キム・ヒョジュは男女ゴルファーをひっくるめて初めて10億ウォンを突破していまや11億4016万ウォンまで増やした 5億ウォン以上のゴルファーは、イ・ジョンミン(6億1774万ウォン)、チャン・ハナ(5億7119万ウォン)、ペク・ギュジョン(5億4692万ウォン)、イ・ミニョン(5億2519万ウォン)まで5人にもなる。大会数も女子ゴルフが27大会で14大会の男子ゴルフを2倍近く引き離している。

日本男子ゴルフが女子ゴルフに押される理由は「若い血」が登場していないからだ。最高のスターとして称賛された石川は泡がいっぱいつまった選手であることが判明したし、彗星のように登場した新鋭の松山英樹は、米国プロゴルフ(PGA)ツアーで活躍しているが、期待ほどの成績を出せずにいる。さらに賞金首位を走っている藤田はなんと45歳だ。目を引く若い選手がなく、平均飛距離275ヤード(74位)を飛ばす「ベテラン」藤田は、日本ゴルフファンの関心を引くには力不足だ。

しかし、女性のゴルフは「韓・日戦」という独特の競争動力が生じた。毎大会、韓国と日本の女性ゴルファーが取り組む「興行要素」が生じたわけだ。現在、日本女子ゴルフ賞金1~3位はアン・ソンジュやイ・ボミ、シン・ジエなどすべて韓国人選手だ。

韓国選手が頻繁に優勝することが人気を落とさないか心配するゴルフファンもいたが、むしろその逆の現象が出ているわけだ。ファッションセンスが格別のイ・ボミは日本ゴルフダイジェストの表紙モデルに出てくるほど人気が高い。

米国やヨーロッパのように、男子ゴルフの人気が女性ゴルフよりも高くなければならないというのは時代錯誤的な論理だが、男子ゴルフが下落し続けている事態に直面した韓国と日本のゴルフ界の悩みは深まっている。
  • 毎日経済_オ・テシク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-29 17:05:04




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