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窒素菓子、10人中9人が国産菓子の過大包装が激しいと回答


  • 窒素菓子、10人中9人が国産菓子の過大包装が激しいと回答
「窒素を買ったらお菓子はおまけでくれた」。お菓子より窒素をより多く入れた国内製菓メーカーのごまかしを皮肉った言葉だ。

今年1年を通して熱かったイシューの一つが、まさに「窒素菓子」論難だ。ほとんどの菓子の内容物の体積は包装の半分にも満たない。最近、ネチズン達は「ポカチップ」を「窒素チップ」と呼ぶ。去る9月には大学生2人が窒素を充電(?)したお菓子の袋160個を結んでイカダを作り、漢江を渡ったりもした。

製菓メーカーらがあえて窒素(空気)を入れて包装を膨らませた理由は簡単だ。価格を上げれば消費者の抵抗感が大きくなることを憂慮して量が少しでも増えたように見えるためだ。しかし、最近消費者達は賢い。国産菓子の不満の声が高まり、輸入菓子を探す人も多くなった。

市場調査専門企業のトレンドモニター(trendmonitor.co.kr)が全国の満19~59才の成人男女1000人を対象にアンケート調査した結果、10人のうち9人(88.6%)が国産菓子と過大包装があまりにもひどいと考えた。価格が高すぎるということににも85.3%が同意した。

3人のうち2人(66.5%)は今年、輸入菓子を購入した経験があると答えた。特に、20代(80%)と30代(71.2%)が40代(57.2%)と50代(57.6%)の中壮年層よりも輸入菓子の購入経験がはるかに多かった。輸入菓子を購入する最も大きな理由は、国産製品に比べて価格が安い製品が多い(37.4%、複数回答)ためだ。

輸入菓子は単に購入経験だけでなく、過去に比べて購入頻度も確実に増えたと調査された。輸入菓子を購入した消費者の62.7%が以前より輸入菓子を頻繁に買うと答えた。その上、全体の10人のうち7人(72%)が今後、輸入菓子を利用する消費者が今よりも多くなりそうだと見通した。輸入菓子の人気は、一時的な現象にとどまらないことを暗示する大きな部分だ。
  • 毎経エコノミー第1781号(11.05~11.11付)カン・スンテ記者/写真=MBN
  • 入力 2014-11-03 11:48:45




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