国際神経科学学術誌「Frontiers in Human Neuroscience」最新号によると、オランダ・アムステルダム自由大学の研究チームは、健康に見えることが能力のある人として認められるという研究結果を発表した。研究チームは、148人の実験参加者に、同じ顔だが他の顔色と他のイメージを持つ写真を見せた後、アンケートを実施した。
研究チームのブライアン・スピサック(Brian R Spisak)教授は、「リーダーになろうとするなら、他人に健康に見える必要があるということを証明した実験」とし、「知的な外見は重要な職責を担うための追加的要素ならば、健康な外見はこれよりももっと重要な条件になることがある」と述べた。続いて「政治家やCEOらが自身の外見に相当な多くの時間と努力をかける理由は、やはり健康に見える外見を持つ人がより実力のある人として見られるため」と付け加えた。