トップ > コリアナウ > 社会 > 公務員は民間企業の会社員に比べて倫理意識が高いか

公務員は民間企業の会社員に比べて倫理意識が高いか

韓国行政研究院のアンケート調査 

公務員の清廉度に対する一般国民と公務員の認識の差が非常に大きいことが分かった。

24日、韓国行政研究院のアンケート調査(2014)によると、「公務員が民間企業の会社員に比べて倫理意識が高いか」を問う質問に、一般国民の半分ほど(45.2%)は「そうではない」と答えた。一方、公務員のうち「そうではない」と答えた人は一人もいなかった。

今回の調査結果は、人事革新処と行政研究院が開催した「公職社会の診断と発展方向の模索」の専門家フォーラムで公開された。

公職者が自分の仕事を公平に実行していると考えているかに対する質問に、公務員93.5%が肯定的な回答を出したが、一般国民は17.4%のみ同意した。一方、これに対して否定的な回答をした公務員は0.9%に過ぎなかった。

官フィア(官僚+マフィア)出身の公務員に対する国民の視線もきれいなものではなかった。退職公務員が在職していた機関に請託や斡旋行為をするかに対する質問に、公務員48.4%は「しない」と答えたが、国民は13.8%のみがこれに共感した。半分以上(54.4%)の国民は退職公務員の請託や斡旋があるものと見た。

行政研究院のイム・ソングン博士は「公務員倫理意識を確保するために継続的な努力が要求され、特に退職公務員の現職に対する不当な請託等については格別の境界が要求される」と評価した。

一方、人事革新処は各界の著名人が参加している公職価値正立委員会の審議を経て、6月まで新たな公職価値を確定する。人事革新処は1980年に制定された公務員倫理憲章も再整備する計画だ。
  • 毎日経済_キム・ジョンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-24 17:14:36




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア