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罰金を貸してくれる「ジャン・ヴァルジャン銀行」オープン


罰金を出すお金がない貧困層に無利子でお金を貸す「ジャン・ヴァルジャン銀行」がオープンした。

人権連帯は、生計が苦しくて罰金を出すことができない少年少女の家長などの社会的疎外階層に対して担保なしで最大300万ウォンを無利子で貸すジャン・ヴァルジャン銀行の運営を開始すると26日に明らかにした。

新たに発足するジャン・ヴァルジャン銀行は、ホン・セファ「協同組合のカジャンチャリ」理事長が共同代表を、カン・オイルカトリック済州教区教区長が顧問を務めた。国稅庁の許可を受けて、25日に正式に設立された。

貸付金は、市民の募金で用意する予定だ。現在までに600万ウォンが集まり、1000万ウォンを満たせば事業を本格化する計画だ。

現行法上、罰金は宣告を受けてから30日以内に現金で一度に完納しなければならない。分納や一時延長制度があるが、特別な理由がある場合にのみ例外適用される。

人権連帯の関係者は、「罰金を払うことができずに刑務所に入る受刑者が一年に4万人を超える」とし、「収入の不平等が罰の不平等につながる矛盾を変えるためにジャン・ヴァルジャン銀行を運営することになった」と述べた。続いて「融資の対象者が殺人・強盗・性暴力・賄賂事件と常習犯なである場合は除外される」と付け加えた。
  • 毎経ドットコム リュ・ヨンサン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-26 10:15:36




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