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北朝鮮、政府の統一準備委員会へ非難攻勢


北朝鮮は4日、政府側統一準備委員会専門委員が先月の開城工業団地訪問時にUSBを摘発されたことに関連して統一準備委員会に対して「吸収統一準備機構」だと非難攻勢を続けた。

北朝鮮の対外用週刊誌である統一新報は、この日のコラムで当時の事件を詳細に取り上げて「統一準備委員会というものが北の制度崩壊を狙った体制対決の機構であることが間違いないものと現した」と主張した。

先立って、金聖在(キム・ソンジェ)社会文化分科委員長などを含んだ統一準備委員会の一行の中のある委員が先月25日の開城工業団地地区訪問時に北朝鮮崩壊対応案が収められたUSBをカバンに入れて北朝鮮側に摘発されたものと伝えられた。

統一新報は先月初め、鄭鍾旭(チョン・ジョンウク)統一準備委員会民間委員長の学軍士官候補生(ROTC)中央会講演会で巻き起こった吸収統一発言論難も共に非難した。続けて統一準備委員会委員長を兼ねる朴槿惠(パク・クネ)大統領を指して「現執権者が統一準備委員長であるから、事実上吸収統一を準備する大統領」だと牙をむいた。

また、統一新報は韓国が「統一志向と同種の関係改善努力に最後まで挑戦し、体制対決を継続していけば北も黙っていることは出来ない」としながら、「戦争を願わないのであれば、吸収統一の夢をあきらめて和解の道に出なければならない」と要求した。
  • 毎経ドットコム_デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-04 11:24:55




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