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フィラーの「1+1」イベントには注意、水で薄めた可能性あり


美容整形に対する認識の変化から美容関連の病院が増えるにつれ、各病院は顧客を誘致するための虚偽、誇大広告を日常化させている状況だ。そこで、あふれる情報の中で整形の副作用を防ぐために、消費者の賢明な判断が要求される。

昨年、食品医薬品安全処(以下、食薬処)が美容整形用フィラーの50個の商品について虚偽、誇大広告があるかを調査し、12個の商品が摘発された。過剰な割引やイベントなどで、消費者を欺く場合がほとんどで、過度に低価格であるか、1プラス1などのイベントで、不必要な手術を余儀なくされる場合を特に注意しなければならない。

フィラーのような施術は整形に比べて時間的、金銭的な負担が少ない。また、手術より副作用が少ないという認識も高いほうだ。しかし、フィラーもやはり自分の身体に行う医療行為であることを忘れてはならない。

実際に、目元や唇のように血管が多く分布している部位に間違ってフィラー施術をする場合、血管を詰まらせ、肌の壊死や炎症を起こす危険性が高い。

したがって、単純な施術であっても臨床経験が十分な病院であることを調べることが重要であり、医師だけでなく、施術の方向から進行、事後管理まで、管理が体系的に行われるシステムも確認しなければならない。

また、どのような製品を使うかも入念に確認する必要がある。フィラーとボトックスの場合、食薬処や米国FDAの承認を受けた本物の薬であることを必ず確認しなければならず、一部の病院では生理食塩水またはその他の溶液で希釈して使用している場合もあり、患者の目の前の薬物を開封して施術するのかも調べる必要がある。この他にも商品をどのように保管して流通期限は守られているのかなどを確かめてみる必要がある。
  • シックニュース イム・ソヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-05-29 16:22:00




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