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キム・ヨナの美しい歴代衣装を見る！（1/2）

今日(19日)午前0時から冬季オリンピックの花、女子フィギュアスケートのショートプログラムが始まる。「クィーンヨナ」と呼ばれた女子フィギュアの種目を掌握したキム・ヨナがオリンピック2連覇を狙う瞬間と同時に選手生活を締めくくる舞台でもある。
今まで彼女がシニアデビュー以後着てきた競技衣装を集めた。

2006~2007年：ショート「ロクサーヌのタンゴ」、フリー「雲雀飛翔」

キム・ヨナのシニアデビュー曲はロクサーヌのタンゴ。レッド＆ブラックのドレスに、フリンジチャーム装飾と炎を連想させる胸部分の模様がタンゴの情熱をよく表している。首に巻いた赤いバンドと頭の花の装飾がかわいい感じも加えてくれている。

フリーの曲の雲雀飛翔では一羽のか細い鳥に変身した。氷上と同じようなカラーの透明な空色の衣装にキラキラするビーズの装飾が清楚な感じを極大化させた。ドレスの後ろ部分はビーズの装飾と白色の布で美しい鳥の尾のように表現した。

こうもりの序曲の衣装は、キム・ヨナの衣装の中で最もはつらつとした感じのドレスだ。真っ青なカラーに躍動的なカッティングラインと、そのラインに沿って打ち込まれたビーズの装飾は、明るく朗らかな魅力を見せてくれる。

これに比べフリーの曲であるミス・サイゴンの衣装は、女性らしい感じを強調した。ホットピンクとゴールドカラーのマッチ、ベトナムの伝統模様を連想させるパターン、アンバラスな腕の部分が異国的な雰囲気を演出している。

今までが純粋な少女のようだったら、このときから今のカリスマを兼ね備えたキム・ヨナの姿が完成した。黒鳥を連想させるオールブラックのドレスに、トップ部分の鋭いラインと強烈さを表現する不規則なビーズ、糸の動線が今まで見られなかった強烈な雰囲気を演出した。

死の舞踏で強烈な女性に生まれ変わったなら、シェヘラザードでは優雅な女性として成長した姿を披露してくれた。ホルターネックスタイルの赤いドレスと穏かな金色の装飾は、綺麗な動作を更に引き立てた。

全世界人を感動させオリンピックの女王についたバンクーバーオリンピックでは、衣装もまた完璧だった。アンバランスなショルダーラインに、クリムトの絵画を見るようなアーティスティック散りばめられたビーズの装飾は、キム・ヨナの芸術的な振り付けと合わさり完璧な作品を作り出した。

フリーの曲の衣装はシンプルだったがより輝いた。キム・ヨナの白い肌に良く合う鮮明な青色と、首からつたうクリスタルビーズの装飾が女王の衣装としては申し分ない。多くのファンがこの衣装をキム・ヨナのベストとしてあげもした。

・キム・ヨナの美しい歴代衣装を見る！（2/2）