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「偽の白首烏事件」故意認められず、「嫌疑なし」に


  • 「偽の白首烏事件」故意認められず、「嫌疑なし」に
偽の白首烏事件を捜査している検察は、白首烏の製品を生産・販売したナチュラルエンドテックと代表理事に「嫌疑なし」の処分を下した。

水原地検刑事4部(部長検事キム・ジョンボム)は26日、「ナチュラルエンドテックが故意に異葉牛皮消を製品に混入したり、混入を黙認したとは見えにくく、嫌疑なしの処分を下した」と26日に明らかにした。

ナチュラルエンドテックは、白首烏の製品で年間1200億ウォンの売上を上げた。検察は「材料費として20億ウォン程度が使用されており、このうちの3%が異葉牛皮消の費用」とし、「ナチュラルエンドテックが数千万ウォンの費用を節約するために故意に異葉牛皮消を混入したり、混入を黙認したと見るのは難しい」と明らかにした。また異葉牛皮消の混入を防止するために、独自の検査技術を動員して栽培地を実査するなどの努力を傾けた点も理由として作用した。

代わりに、検察はA乾材商の代表、B容疑者(51)を原産地証明書変造の疑いで在宅起訴した。B容疑者は、農協から10トン規模の原産地証明書を受け取り供給することにしたが、7トンだけを受け取って残りは他のところから受け取った疑いが持たれている。

異葉牛皮消の有害性の有無について検察は「科学的根拠を補完した後、判断する必要があるようだ」と明らかにした。現行法上、異葉牛皮消は食品や健康機能食品の原料として認められていないため使用できないが、中国や台湾では異葉牛皮消を食品原料として承認して使用しているからだ。

それでも検察は「食品当局での毒性試験の結果等を通じて承認が出るまでは使用してはならない」と明らかにした。

一方、ナチュラルエンドテックは、検察の嫌疑なし処分ニュースにより、この日、ストップ高を記録した。ナチュラルエンドテックはこの日、4850ウォン(29.75%)上がった2万1150ウォンで取引を終えた。去る4月に9万ウォン台だったナチュラルエンドテックの株価は「偽の白首烏」事態以後急落し、8000ウォン台まで落ちたが後に買いが流入して急騰するなど、騰落を繰り返してきた。
  • 毎日経済 チ・ホング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-06-26 15:05:52




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