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西海NLLだけ注視して、空の道は開けられたことも知らなかった
バッテリー「起用・使用中止の日付」北の用語／軍「感知したが、航空機と判断しなかった」青瓦台NSC、3時間マラソン会議...対策準備
◆ぽっかりあいた防空網/無人機「北韓産」結論◆
先月31日、軍は北韓の砲撃訓練に備え、西海（黄海）の北方限界線（NLL）の海だけを見つめていたが、空から入ってくる北韓の偵察機を見逃したことが分かった。軍は北韓の海岸砲と多連装ロケット砲がNLLを越えてくるのかを確認するためだけに集中し、監視資産を総投入した。その間に、ペンニョン島の空は無策でほっかりあいた。しかし、国防部の関係者は2日、「防空網があいたと見るのは難しい」とし、「新たな脅威と認識し、対策を整える予定だ」と語った。
軍関係者は、「北韓が小型偵察機を保有し、これを運用するということは知っていた」とし、「われわれが大きな被害を受けたわけでもなく、北韓が映像を確保するのにも失敗した」と語った。
この無人機と同じ種類として明らか人された、坡州（パジュ）で発見された無人機のエンジンバッテリーには「使用中止年月日2014.6.25」というハングルと数字が表記されていたことが明らかにされた。「ナルチャ」は日付を意味する北韓語だ。「起用年月日2013.6.25」という表記もあった。軍はこれを、無人機が北韓で製造されたという有力な証拠として提示した。この無人機は撮影した映像を転送する機能がなく、回収した後に判読する形態であることも発表された。
これに対し、北韓の偵察機がわが国の領空に入ったことは、厳然と防空作戦失敗と見ることは避けられないという指摘が出ている。軍関係者は、「軍の防空網が捉えなければならない対象は、偵察機も明らかに含まれる」とし、「事実上の空域が北韓に穴をあけられた」と認めた。他の国防部の関係者は、「現行の防空網は、小型軽量飛行体をつかむことはできない」と語った。
北韓が砲撃訓練を行っていた先月31日、軍のレーダーは地上と空中でペクリョン島一帯を監視していた。しかし、地上で運用するレーダーには無人機が捕捉されておらず、上空で作戦中だった航空機では捕捉されたことが分かった。
国防部の関係者は、「空中レーダーに小さな物体が現れたり消えたりを反復した」とし、「結果的には、航空機として判断していなかった」と語った。
他の軍関係者は、「わが軍が保有する低高度探知レーダーは、北韓のAN-2機をつかむことを目的」とし、「このレーダーが捕捉できる大きさよりも小型化することに成功したようだ」と語った。
政府関係者は、「しかし、北韓に情報を提供することになるので、無人航空機のカメラに撮られた写真の解像度などは明らかにできない」と語った。
軍は小型無人偵察機に対する対策を用意して、全体的な防空作戦システムを補完する予定だ。
青瓦台は2日午後、キム・ジャンス国家安全保障室長の主宰で国家安全保障会議（NSC）常任委員会を開き、北韓の挑発に対する包括的な対応策を集中的に議論したと伝えられた。
キム室長とナム・ジェジュン国家情報院長、キム・グァンジン国防部長官など、参加者らは最近、東海岸一帯で捕捉された北韓のミサイル発射の兆候を精密分析する一方、北韓の外務部が言及した、第4次核実験の可能性と関連したさまざまなシナリオを用意した。
特にペクリョン島と京畿道坡州に墜落した無人航空機と関連し、軍・警・情報当局間の情報と技術分析結果を総合評価し、早い時期に北韓の無人航空機を追跡・検出・撃墜などを包括する対策を用意することを決めたことが分かった。
青瓦台によると、参加者は午後5時から会議の途中で弁当を食べながら、3時間以上のマラソン会議を進行した。
ミン・ギョンウク青瓦台報道官は、NSC常任委員会が招集される前のこの日午前、記者らと会って「中央合同調査が完了したら、国家安保室の主管で関連機関・国防部・合同参謀本部、首都防衛司令部などが合同で会議を行い、対策を発表することになるだろうだ」と語った。
先月31日、軍は北韓の砲撃訓練に備え、西海（黄海）の北方限界線（NLL）の海だけを見つめていたが、空から入ってくる北韓の偵察機を見逃したことが分かった。軍は北韓の海岸砲と多連装ロケット砲がNLLを越えてくるのかを確認するためだけに集中し、監視資産を総投入した。その間に、ペンニョン島の空は無策でほっかりあいた。しかし、国防部の関係者は2日、「防空網があいたと見るのは難しい」とし、「新たな脅威と認識し、対策を整える予定だ」と語った。
軍関係者は、「北韓が小型偵察機を保有し、これを運用するということは知っていた」とし、「われわれが大きな被害を受けたわけでもなく、北韓が映像を確保するのにも失敗した」と語った。
この無人機と同じ種類として明らか人された、坡州（パジュ）で発見された無人機のエンジンバッテリーには「使用中止年月日2014.6.25」というハングルと数字が表記されていたことが明らかにされた。「ナルチャ」は日付を意味する北韓語だ。「起用年月日2013.6.25」という表記もあった。軍はこれを、無人機が北韓で製造されたという有力な証拠として提示した。この無人機は撮影した映像を転送する機能がなく、回収した後に判読する形態であることも発表された。
これに対し、北韓の偵察機がわが国の領空に入ったことは、厳然と防空作戦失敗と見ることは避けられないという指摘が出ている。軍関係者は、「軍の防空網が捉えなければならない対象は、偵察機も明らかに含まれる」とし、「事実上の空域が北韓に穴をあけられた」と認めた。他の国防部の関係者は、「現行の防空網は、小型軽量飛行体をつかむことはできない」と語った。
北韓が砲撃訓練を行っていた先月31日、軍のレーダーは地上と空中でペクリョン島一帯を監視していた。しかし、地上で運用するレーダーには無人機が捕捉されておらず、上空で作戦中だった航空機では捕捉されたことが分かった。
国防部の関係者は、「空中レーダーに小さな物体が現れたり消えたりを反復した」とし、「結果的には、航空機として判断していなかった」と語った。
坡州に墜落した無人航空機の内部。先月24日、京畿道坡州のある野山に墜落した北韓の無人航空機を至近距離で撮影したもの。四角形の機体の中央内部に日本製DSLRカメラが装着され、大統領府まで撮影したことが確認された。[写真提供=米国防総省]
他の軍関係者は、「わが軍が保有する低高度探知レーダーは、北韓のAN-2機をつかむことを目的」とし、「このレーダーが捕捉できる大きさよりも小型化することに成功したようだ」と語った。
政府関係者は、「しかし、北韓に情報を提供することになるので、無人航空機のカメラに撮られた写真の解像度などは明らかにできない」と語った。
軍は小型無人偵察機に対する対策を用意して、全体的な防空作戦システムを補完する予定だ。
青瓦台は2日午後、キム・ジャンス国家安全保障室長の主宰で国家安全保障会議（NSC）常任委員会を開き、北韓の挑発に対する包括的な対応策を集中的に議論したと伝えられた。
キム室長とナム・ジェジュン国家情報院長、キム・グァンジン国防部長官など、参加者らは最近、東海岸一帯で捕捉された北韓のミサイル発射の兆候を精密分析する一方、北韓の外務部が言及した、第4次核実験の可能性と関連したさまざまなシナリオを用意した。
特にペクリョン島と京畿道坡州に墜落した無人航空機と関連し、軍・警・情報当局間の情報と技術分析結果を総合評価し、早い時期に北韓の無人航空機を追跡・検出・撃墜などを包括する対策を用意することを決めたことが分かった。
青瓦台によると、参加者は午後5時から会議の途中で弁当を食べながら、3時間以上のマラソン会議を進行した。
ミン・ギョンウク青瓦台報道官は、NSC常任委員会が招集される前のこの日午前、記者らと会って「中央合同調査が完了したら、国家安保室の主管で関連機関・国防部・合同参謀本部、首都防衛司令部などが合同で会議を行い、対策を発表することになるだろうだ」と語った。
- 毎日経済_アン・ドゥウォン記者、イ・ジェチョル記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2014-04-02 17:47:14
