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チョン・ホンウォン韓国総理辞任、朴大統領「惨事収拾後に受理」

6・4地方選挙後、大々的に改閣するよう 

チョン・ホンウォン総理がセウォル号惨事の責任を負って、電撃的に辞意を表明した。朴槿恵大統領は鄭総理の辞意を受け入れながらも、辞表の受理はセウォル号の事故収拾後に処理する意向を示した。

チョン総理は27日、政府ソウル庁舎で緊急記者会見を開き、「今回の事故が発生する前の予防から、事故後の初動対応と収拾過程で多くの問題を適時に処理できなかった点に対して、政府を代表して国民の皆さんに謝罪申し上げる」とし、「もはやこれ以上、私が総理の座を守ることで、国政運営に負担をかけることはできないという考えから辞退することを決心した」と明らかにした。

チョン総理は、「もっと早く責任を負って退こうとしたが、まずは事故の収拾が急務と、一日も早く事故収拾とともに対策を準備することが責任ある態度だと思った」と付け加えた。チョン総理は前日、朴大統領に先に辞退意思を伝えたという。

この日、チョン総理の記者会見の後、朴大統領は閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台代弁人を通じて辞意を受け入れたが、受理はセウォル号の事故収拾後に先送りした。

ミン代弁人は、「いま最も急がれるのは救助作業と事故収拾で、これが最優先であるため(朴大統領が)事故収拾後に受理することが望ましいと考えていると言われた」と伝えた。

安哲秀(アン·チョルス)新しい政治連合共同代表はこの日、「(総理辞任より)重要なのは大統領の責任ある姿勢」とし、「国政の最高責任者である大統領の反省と謝罪がなければならない」と主張した。

来る6月の地方選挙を目前に、野党圏を中心に早期改閣論と内閣総辞職論が提起されており、朴大統領がどのような方法でセウォル号惨事に伴う国政の乱脈を収拾するのかが注目される。与党圏の内部では、選挙前までに責任総理として鄭総理の辞退で政府責任論を収拾し、選挙後に大々的な内閣改造措置が行われなければならないという、いわゆる「2段階内閣改造説」が頭をもたげている。
  • 毎日経済_キム・ソンゴル記者/イ・ヂェチョル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-04-27 17:40:52




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