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家庭の月、必ずプレゼントしないといけませんか?

季節の女王 

  • 家庭の月、必ずプレゼントしないといけませんか?
「季節の女王」

5月の素敵なニックネームだ。5月になると緑陰が深まり、世界は緑色に染まる。世界に自然があることを精一杯表現する時期だ。一言で、華麗だ。女王となぜかイメージがよく合う。

季節の女王という言葉はノ・チョンミョン詩人が「青い5月」という詩で初めて使った。5月を意味するメイ(May)もギリシャの母の神を意味する「マイア(Maia)」で由来したそうだ。

また、別のニックネームもある。「家庭の月」だ。5月は青い新緑ぐらい愛と愛情に満ちた時期だ。子供の日(5日)、父母の日(8日)、教師の日と家庭の日(15日)、成年の日(19日)、夫婦の日(21日)などが全て5月に集中している。休む日も多いので心がいっそう軽い。

しかし、会社員の間では5月をひたすら喜んでだけはいられないという不満の声もある。プレゼント費用の負担感が大きい記念日がずらっと続くためだ。5月には結婚式も多く、慶弔事に対する費用支出も増える。「心」が重要だが、そのまま通り過ぎるのも本当に難しい。

色々な公共機関や流通企業などは5月を迎え、感謝の気持ちを込めたプレゼントマーケティングを進行する。本当に、プレゼントをしなければいけないような社会の雰囲気だ。家庭の月を迎えて今年も間違いなく感じることになるプレゼント費用負担を人々はどのように考えているだろうか。

マクロミレムブレイン(trendmonitor.co.kr)が全国の満19才成人男女1000人を対象にアンケート調査した結果、10人中7人近く(64.1%)が韓国の社会では気が進まないプレゼントをする状況が多いと考えていた。無理やりするプレゼントが大きな意味がないと考える消費者が半分以上(55.9%)だったが、3人中1人以上(35.4%)は義務的にプレゼントをする時が多いと答えた。

5月に予想されるプレゼント費用は20~30万ウォン(21.7%)、10~20万ウォン(21.1%)、10万ウォン未満(18.6%)、30万~40万ウォン(13.4%)の順だった。

普段プレゼントをたくさんする品目は、主に現金(39.8%、複数回答)と商品券(25.9%)であると調査された。一般食品類(25.3%)と化粧品・香水(21.7%)、衣類(19.8%)、健康補助食品(19.5%)などが後に続いた。全体の半分程度(47.3%)は誰かにプレゼントをあげるだけでも幸せだと考えることが分かった。

「プレゼントよりもっと重要なのは心ではないですか?」
  • 毎経エコノミー
  • 入力 2014-05-12 10:38:56




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