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シン・ジエ、韓・米に続き日本の賞金王に挑戦

LPGAあきらめて日本ツアーオールイン/2014年JLPGAツアー、7日からシーズンティーオフ...コース短く、私の好みにぴったり 

日本女子プロゴルフ(JLPGA)が7日、沖縄県琉球GC(パー72・6473ヤード)で開かれるダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントを皮切りに、2014年シーズンの大長征の幕を上げる。

今年、予定されたJLPGAツアー大会は37大会。昨年より大会が1つ増えた。賞金総額は昨年より9000万円増の32億5000万円(約340億ウォン)だ。JLPGAツアー歴代最高額だ。

故具玉姫(ク・オキ)が1984年にJLPGAツアーレディースカップで初優勝して以来、韓国女子ゴルファーは昨年まで、日本ツアーで136勝をあげた。2008年までに76勝をおさめた韓国選手は、2009年から5年間に60勝をかき集め、急上昇の勢いを見せている。2012年には16勝をあげて最多優勝記録を立て、昨年も11勝を成し遂げた。

今年は申智愛(シン・ジエ、26)がJLPGAツアーに「オールイン」宣言して関心を集めている。

LPGAツアー11勝とJLPGAツアー3勝を記録しているシン・ジエのターゲットは「日本ツアー賞金王」。

2006年韓国女子プロゴルフ(KLPGA)賞金王のシン・ジエは、LPGAツアーデビュー初年度の2009年、賞金王と新人王を占め、世界ランキング1位にも上がったことがある。とは言え、シン・ジエは2013年の米国女子プロゴルフ(LPGA)ツアー開幕戦優勝以来、これといった成績をおさめることができず、スランプを経験した。米国と日本を行き来しながら大会に出場することに、体力的な負担感も感じた。さらに、シン・ジエは今年のLPGAとJLPGAシードの両方を維持するには、JLPGAツアー大会の60%(23大会)とLPGAツアー12大会以上に出場しなければならない。

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したがって、シン・ジエはLPGAツアーカードを返却し、日本ツアーに専念することにした。シン・ジエがもし日本ツアー賞金王に上がるなら、韓国選手として初めて韓国・米国・日本ツアー賞金王を席巻することになる。

シン・ジエは「米国より日本の舞台が私により似合うかもしれない」とし、「今年のJLPGAツアー賞金王に上がる」と語った。ショットが正確なシン・ジエは、コースは短いが洗練さを要求する日本のコースで、より威力を発揮する可能性が大きいというのが専門家らの見解だ。

シン・ジエが加勢して、韓国選手のJLPGAツアー賞金王奪回にも青信号がともった。

「日本派」韓国女子ゴルファーらは昨年、森田理香子に賞金王を明け渡したが、2010~2011年にはアン・ソンジュ(安宣柱、27)、2012年にはチョン・ミジョン(全美貞、32・ハイト真露)が賞金王を鷲づかみにするなど、3年連続賞金王に上がった。

日本ツアー通算22勝を挙げたチョン・ミジョン、昨年の平均打数1位にパーセーブ率2位に上がったアン・ソンジュ、昨年パーセーブ率1位と平均打数3位を占めたイ・ボミ(26、コカ・コーラ)もシン・ジエとあわせて強力な賞金王候補だ。

開幕戦のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントにはシン・ジエとともに、昨年並んで2勝ずつを収めたイ・ボミ、アン・ソンジュ、イ・ナリ(26)、チョン・ミジョン、カン・スヨン(38)ナ・ダエ(27)キム・ヨン(34)キム・ナリ(29)など、昨年の「ウィナーズクラブ」プレーヤーらが総出動して、2014年の制圧に乗り出す。
  • 毎日経済_チョ・ヒョソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-05 17:04:47




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