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コリアナウ > 社会 > 在米同胞10人のうち8人が驚くべき回答「韓半島の統一は…」
在米同胞10人のうち8人以上が韓半島(朝鮮半島)の統一が必要だということに同意することが分かった。
在外同胞財団が最近発行した「韓半島統一と在外同胞の役割」報告書によると、昨年7~8月に在米同胞676人にアンケート調査した結果、「韓半島の統一が必要だ」という回答が81.5%に達した。「統一が必要でない」という回答は15.8%にとどまり、「関心がない」という回答は2.7%だった。この報告書は、南北経済研究院が在外同胞財団の研究用役を依頼されて作成した。
韓半島の統一をしなければいけない理由は、「同じ韓民族だから」という回答が40.7%で最も多かった。次に「韓国が先進国として跳躍するため」(26.3%)、「人権改善のため」(10.8%)、「戦争の脅威を減らすため」(10.2%)、「離散家族の苦痛を軽減するため」(9.6 %)などが後に続いた。
韓半島の統一に最も大きな影響力を及ぼす国としては、中国(51.2%)が挙げられ、次は米国(35.6%)、日本(6.7%)、ロシア(4.5%)などが挙げられた。
万一、金正恩(キム・ジョンウン)政権が崩壊した場合、北朝鮮の体制がどうなるかについては、回答者の29.5%が「中国が介入して、別の共産政権が樹立されるだろう」と予想した。
「韓国が介入して、韓半島の統一を成し遂げるだろう」という回答は22.6%、「ソ連や中国のように一定期間、集団指導体制が成立するだろう」という回答は20.2%、「金正男(キム・ジョンナム)・金正哲(キム・ジョンチョル)などの他の金氏一家の兄弟が執権するだろう」という回答は17.7%と集計された。
在米同胞が予想する統一時期としては、5~15年以内(30.1%)が最も多く占めて、15~30年以内にという答えも28.5%に達した。
韓半島の統一で韓国が発展するかについては79.5%が「はい」と答え、「いいえ」という回答は20.6%にとどまった。