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回収対象医薬・化粧品は店頭レジを通れない

食品医薬品安全処「危害医薬部外品・化粧品販売遮断システム」の試験運営 

成分に問題があることが判明したり、表示基準などに違反した医薬品・化粧品は、今後、該当の店のレジを通過できないようになる。

食品医薬品安全処は28日、市販で流通している医薬部外品や化粧品の中で、品質に問題がある製品が迅速に販売遮断されるように「危害医薬部外品・化粧品販売遮断システム」のモデル事業を今年年末までに実施すると明らかにした。

今回のモデル事業は、来年の本格施行に先立ち、システム機能を事前にチェックし、改善が必要な事項をモニタリングするために行われる。Eマート、ロッテマート、CJオリーブヤングなどの大型マート3カ所とCJオーショッピング、ウィメプ、11番街などのホームショッピング・インターネットショッピングモールの3つを含めた計6社の流通業者850店舗が、今回のモデル事業に自律参加することにした。

販売遮断システムは、流通している医薬部外品や化粧品の安全管理を強化するために回収が必要な場合、回収情報を販売店に送信すると、店のレジで該当製品の支払いや販売を中止できるシステムだ。

食品医薬品安全処は、今回のシステムを大韓商工会議所と一緒に構築した。販売業者は、商工会議所の流通物流振興院を通じてバーコード商品識別コードを付与され、危害商品の販売を遮断することになる。医薬品の場合、健康保険審査評価院を通じてコードを付与される。

食品医薬品安全処の関係者は、「今回のモデル事業を通じて流通現場で危害医薬部外品・化粧品の流通を防ぎ、消費者の被害を防ぐことができるだろう」とし、「今後も医薬部外品・化粧品に対する消費者の信頼度を向上させ、安全な使用基盤を造成していく」と伝えた。
  • 毎日経済 ソ・ジンウ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-06-28 11:25:47




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