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韓国バドミントンのエース イ・ヨンデ 協会のミスによって出場停止か

ドーピングテスト受けられず資格停止1年...仁川・アジア大会出場不透明/3回も所在地報告できず、懲戒もたらす...国際的恥さらし 

韓国バドミントンのエース、イ・ヨンデ(李龍大、26・サムスン電気)は2014年仁川アジア大会の舞台を踏むことができるか?

「大韓バドミントン協会(以下、協会)」は28日、「世界バドミントン連盟(BWF)が24日、イ・ヨンデとキム・ギジョン(24・三星電気)に対し、ドーピングテストに関連する手続・規定違反で資格停止1年の措置を下した」と明らかにした。協会はこの日、ソウル・オリンピック・パークテルで記者会見を開き、「イ・ヨンデとキム・ギジョンはどんな禁止薬物も服用しなかったし、ドーピングテストを故意に回避しなかった」と反論した。

BWFによると、イ・ヨンデとキム・ギジョンの選手資格停止期間は、今年の1月23日から2015年1月23日までの1年だ。この期間、すべての大会に参加する資格を失ったイ・ヨンデは、2014年仁川アジア大会で金メダルに挑戦すらできない危機に置かれた。

協会は「所在不明によってBWFアンチ・ドーピング規則に従ったドーピングテストを受けられなかっただけ」とし、「出場不可が確定したわけではないだけに、控訴を準備中」だと明らかにした。イ・ヨンデとキム・ギジョンは来る2月17日まで、スポーツ仲裁裁判所(CAS)を通して控訴できる。協会は懲戒期間を3~6ヶ月に減らすために全力を尽くすという計画だ。

出場資格の回復可否に関係なく、協会は選手管理・支援をきちんと行っていなかったという非難を避けられなくなった。

イ・ヨンデとキム・ギジョンはBWFドーピング検査選手名簿に上がった後、昨年3月、9月、11月の3回「所在地報告」に応じなかった。韓国ドーピング防止委員会によると、18カ月以内に3回の所在地報告を行わなければ、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)から選手に懲戒を下すことが伝えられた。

28日、反論記者会見に出たキム・ヂュンス協会専務は、「3回の所在地報告に違反によるWADA懲戒は初めて」と語る。つまり、BWFとWADAが指定した昨年3月、9月、11月のうちでたった1度だけでもイ・ヨンデとキム・ギジョンの所在地報告がなされていた場合、事態がこのようにまで悪化することを避けられたという話だ。

協会の解明もまた容易に納得がいかないのは同じだ。

キム専務は「イ・ヨンデとキム・ギジョンの所在地は泰陵(テヌン)選手村に登録された」とし、「昨年3月と11月にWADA検査官らが選手らの所在地として登録された泰陵選手村を訪問したとき、二人の選手は国内・国際大会に参加するため泰陵選手村にいなかった」と語った。キム専務は、「9月にはオンラインで所在地の報告をしなければならなかったが、できなかった」と付け加えた。

イ・ヨンデとキム・ギジョンは昨年9月、各種国際大会と同時に仁川(インチョン)で開かれた全国体育大会に出場した。2人の選手がドーピング検査を国内で消化する最もよい時期だったが、BWFに報告をせず、問題をさらに大きくしたわけだ。

昨年11月にドーピングテストを受けられなかったことも、やはり協会の無能さのせいという分析だ。その年の3月の国内・国際大会出場で「不意の検問」を受けられなかったことは理解できても、イ・ヨンデとキム・ギジョンの出場スケジュールを知りながらも、所在地を泰陵選手村に指定して、ドーピングテストの機会を逸してしまった同じ過ちを繰り返したからである。

BWFもまた協会のミスだと指摘した。BWFのGayle Alleyneコミュニケーション・マネージャーはこの日、BWFのホームページに掲載したコラムを通じて、「協会が選手に代わって所在地の報告をしなければならなかったが、きちんとした努力を払っていなかったという点で情状酌量が可能となり、懲戒を2年から1年に減らした」とし、「BWFで協会に罰金など、制裁を加えなければならないという声も出ている」と明らかにした。
  • 毎日経済_チョン・ソクファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-01-28 17:09:32