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敏感なチェ・ギョンジュがボールを変えた…パク・インビと同じスリクソンを使用

トップゴルファー、ゴルフ用品の乗り換えさかん 

昨年、タイトルリストからナイキにゴルフ用品を変えたローリー・マキロイ(北アイルランド)が、ひどい不振のはてに世界ランキング1位から6位に落ちたことが、ゴルフ界の主要ニュースを飾った。

1年を通して「ゴルフクラブの交換が毒になった」という声を聴かされたマキロイは、シーズン末の豪州オープンで優勝し、辛うじて不評のくびきから脱することができた。

マキロイの例で見るように、トップゴルファーがゴルフクラブを交換するときはかなりの冒険を甘受しなければならない。とは言え、トップゴルファーとしては巨額の契約金がつきまとうため、リスクを抱えてでも「ゴルフクラブの乗換」を敢行するしかない。

2014年、新年のはじまりとともに「トップゴルファーとゴルフ用品」の間で新たな交配が盛んだ。全般的に世界のゴルフ市場が不況に陥り、用品メーカー間の競争も激しくなり、量的にも質的にもその強さはどの年よりも強い。

まず、ゴルフ用品を選ぶのに非常に鋭敏であると知られている「コリアンタンク」チェ・ギョンジュ(崔京周、44)がダンロップとボール・手袋のスポンサー契約をしたという事実は、他のゴルフボールメーカーにかなりの衝撃を与えるだけの消息だ。

チェ・ギョンジュが3年の間に使う「スリクソン(New Z-STAR)」ゴルフボールは女子ゴルフ世界ランキング1位パク・インビ(朴仁妃、25)と、世界第7位のチェ・ナヨン(27)が使用していることで、既によく知られた製品である。

いつもボールを選択するときは、数値やデータよりはボールを直接打ったときの「感」で決定するというチェ・ギョンジュが「スリクソンボールは打球感が良く、何よりも風に強く、優れたドローショットが出てくる」と喜んだという。

現在まで、トップランカー獲得にはキャロウェイが最も積極的だ。

昨年、米国とヨーロッパツアーをあわせて最も多くの賞金を獲得したヘンリック・ステンソン(スウェーデン)と複数年契約を結んだし、昨年の欧州プロゴルフ最年少優勝記録を立てたイタリアの新星マッテオ・マナセロも獲得した。昨年、米プロゴルフ(PGA)ツアーで2勝を挙げたハリス・イングリッシュ(米国)はピンからキャロウェイに、2009年ボブ・ホープ・クラシック優勝のパット・ペレス(米国)はテーラーメイドからキャロウェイに用品を乗り換えた。

もちろん、キャロウェイを離れたトップゴルファーもいる。

フィル・ミケルソン(米国)と一緒にキャロウェイを支えていたアーニー・エルス(南アフリカ)がアダムスゴルフに移った。「世界で最も打ちやすいゴルフクラブ」を標榜するアダムスゴルフとしては、安定したスイングで「ビッグイージー」と呼ばれるエルスがさぞ欲しかっただろう。エルスはドライバーだけはアダムスの親会社であるテーラーメイドSLDRを使用することが伝えられた。

「飛ばし屋」J・B・ホームズ(米国)もキャロウェイを離れてクリーブランド・スリクソンに抱かれ、トレバー・イメルマンもまたキャロウェイからテーラーメイドに用品社を移した。このほかカール・ペターセン(スウェーデン)がナイキからテーラーメイドに、ビジェイ・シン(フィジー)はクリーブランド・スリクソンからホプキンスゴルフに移動した。

国内トップゴルファーの中でも「ゴルフクラブの乗り換え」をする選手が増えている。本間ゴルフは、昨年の韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーでともに1勝ずつを収めたホ・ユンギョン(許允境、24)とキム・ダナ(25)を獲得し、テーラーメイド-アディダスゴルフは韓国代表美男・美女ゴルファーであるホン・スンサン(33)アン・シネ(24)とスポンサー契約を結んだ。

はたしてゴルフクラブを変えた選手たちがどのような成績を出すのかを見守るのも、2014年プロゴルフの舞台で興味深い観戦ポイントになるもようだ。
  • 毎日経済_オ・テシク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-01-08 17:08:29




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