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市販ウェットティッシュから加湿器殺菌剤にも使用された物質・細菌を検出…自主回収へ


  • 市販ウェットティッシュから加湿器殺菌剤にも使用された物質・細菌を検出…自主回収へ
  • < テグァン流通の「マルグンヌキム(澄んだ感じ)」 >


子どもたちも頻繁に使うウェットティッシュから使用できない物質と基準値を超える細菌が検出された。

韓国消費者院は8日、市販されている人体清潔用ウェットティッシュ27製品を調査した結果、1製品からCMIT(メチルクロロイソチアゾリノン)とMIT(メチルイソチアゾリノン)が検出されたと明らかにした。

これらの製品は、テグァン流通の「マルグンヌキム(澄んだ感じ)」ウェットティッシュからCMITが0.0006%、MITが0.007%検出された。現行の「化粧品法」上、CMIT・MIT混合物は使用後に洗い流す製品に0.0015%以下で使用する以外には使えず、高濃度で使用すると、アレルギー反応などが現れる可能性がある。CMITとMITの混合物は、一部の加湿器殺菌剤にも使用され、最近問題になった物質だ。

モンドゥドゥ(MON DOU DOU)の「モンドゥドゥ・オリジナル赤ちゃんウェットティッシュ」からは、基準値(100CFU / g以下)を4000倍(40万CFU / g)をも超過した一般細菌が検出された。テディベアワールドが販売した「テディベア」のウェットティッシュは、化粧品法上の表示基準を遵守していなかった。

ウェットティッシュは、昨年7月から化粧品法の規制を受けているが、この製品はその以前の関連法律である「品質経営および工産品安全管理法」に基づいて表示事項を記載したと消費者院は伝えた。消費者院は、基準に違反した製品に対して是正を勧告しており、メーカーは製品を自主的に回収し、販売を中止した。

一方、2013年から今年6月までに消費者のために監視システムに受付されたウェットティッシュ関連のために事例210件のうち、虫・黒い浮遊物などの異物関連事例が81件(38.6%)で最も多かった。その後には、腐敗・変質(71件、33.8%)、使用後の肌の副作用発生(26件、12.4%)、化学物質関連(15件、7.1%)、悪臭(10件、4.8%)、容器(3件、1.4%)があった。

消費者院は、「ウェットティッシュは、開封後1~3カ月以内に使用し、製品背面の成分を入念に確認しなければならない」と明らかにした。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-09-08 17:15:09




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