北朝鮮、張成沢(チャン・ソンテク)失脚’北、権力地図揺動

経済特区など、改革開放後退の可能性も 

◆‘張成沢(チャン・ソンテク)失脚’北、権力地図揺動/金正恩体制に影響 ◆

金正恩(キム・ヂョンウン)体制で‘双頭馬車’として評価を受けていた張成沢(チャン・ソンテク)労動党行政部長が3日、電撃失脚し、北朝鮮最上層部の権力構図が揺動している。今回のチャン部長の失脚は問題の性格上、金正恩第1秘書の裁可なしには不可能だ。これは金第1秘書が今後の権力構図でチャン部長を排除し、彼とともに北朝鮮体制を導いていた崔竜海(チェ・リョンヘ)人民軍総政治局長を唯一の‘王の男’として選んだことを意味する。現在、チャン部長の夫人であり金第1秘書の叔母である金慶喜(キム・ギョンヒ)党秘書の去就に対しては確認されていない。

政府と対北専門家らは概ねチャン部長が自分と一緒に北朝鮮体制を導いて来た崔竜海人民軍総政治局長と繰り広げたパワーゲームに敗れたのだろうという分析を行った。

梁茂進(ヤン・ムヂン)北韓大学院大学教授は「チャン部長が今までロイヤルファミリーとして金第1秘書に不足な部分を補ったが、これから北朝鮮がもう少し厳格な統制に出るかもしれない」とし、「こんかいの事態が権力闘争の始まりなのか仕上げなのかは、もう少し見守る必要がある」と語った。

ただし、チャン部長は1990年代にも党の核心要職である組職指導部第1副部長として活動し、左遷された後に復権した経験がある。そこで、今回の事態をチャン部長の‘永久的’失脚と見るには少し早いという愼重論もある程度妥当だ。一角ではチャン部長が一定期間自粛した後に、新たに党と国家職位に起用される可能性も全く排除することはできないと見ている。

チャン部長は失脚前まで北朝鮮の経済特区開発作業を主管して来た。このような側面を考慮すれば、北朝鮮の経済回生戦略と経済管理改善措置の推進が船長を失って漂流する可能性も提起される。チャン部長は北朝鮮が努力してきた威化島(ウィファド)・黄金坪(ファングムピョン)経済特区と羅先(ナソン)経済貿易地帯の開発にも深く関与しており、これらの事業を推進するところに相当の悪影響が予想される。

中国でも張成沢失脚と側近2名の公開処刑説がかなり根拠があるという評価が出ている。北京の外交消息筋は「北朝鮮で張成沢失脚、側近2名の公開処刑と関連した情報と動きがあったと伝わった」とし、「張成沢の側近の公開処刑説はほぼ確かだと把握している」と語った。
  • 毎日経済_キム・ギジョン記者 /キム・ソンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-12-03 21:08:37