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高騰する住宅価格に都市を去る青年たち


  • 高騰する住宅価格に都市を去る青年たち
高騰する都市の住宅価格に青年たちが都市を去っている。

行政自治部は20日、2008年1月から今年11月まで市・道間の社会的人口変動を分析した結果、最近9年間でソウルから純流出した人口は89万2000人に達すると明らかになった。このうち、ソウル市に居住している青年1人世帯の住宅貧困率は、昨年の統計庁の発表基準で36.3%に達する。

特に、ソウルの住宅価格は天井知らずで値上がりしている。世界の主要都市の1人当たりの国内総生産(GDP)と平均住宅価格を比較した結果、ソウル所在のアパート価格(5億5572万ウォン)が1人当たりのGDPの17.3倍に達した。これは、調査対象国であるカナダ、中国、英国、米国、日本、オーストラリアなどの全世界の主要6カ国と比べても最も高い。調査によると、20~30歳の世帯主が仮処分所得額371万ウォンを一銭も使わず、12年以上集めてこそソウルにアパート1軒を購入できる。これにより、都市の高価な住宅価格に耐えられない青年が、最終的にソウルを離れて金浦と龍仁などの郊外に散らばっているということが都市計画専門家らの指摘だ。

業界関係者は、「今や都市は以前ほど若者たちに機会の土地であることができない」とし、「マイホームの夢はおろか都市の就職難が解決されるか、生活費が下落しない限り、若年層の脱ソウル行列は今後も続くだろう」と予想した。
  • 毎日経済デジタルニュース局 キム・スヨンインターン記者 / 写真=毎経DB | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-12-20 09:06:44




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