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WBC代表オ・スンファン合流は未知数…次の会議で決定することに


第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)大会が二ヶ月前にせまったが、開始前からチーム編成が難しくなっている。米プロ野球メジャーリーグ(MLB)でプレイする大リーガーの姜正浩(カン・ジョンホ、30歳、ピッツバーグ・パイレイツ)は代表チームからの除外が確定し、呉昇桓(オ・スンファン、35歳、セントルイス・カージナルス)は合流するかどうかはまだ未知数だ。

金寅植(キム・インシク)WBC代表チーム監督は4日、コーチングスタッフ会議を終えて「カン・ジョンホを代表チームのエントリーから除外することにした」と明らかにした。先月2日、免許停止レベルの血中アルコール濃度0.084%の状態で飲酒運転事故を起こし、物議をかもした結果だ。警察はこの日、カン・ジョンホを起訴意見で検察に送致した。

ただしオ・スンファンの抜擢問題については結論を出せなかった。まだ2015年10月の不法海外ギャンブル事件の懲戒は受けていないが、韓国と日本そして米国のすべてでトップクラスの仕上げ投手に上り詰めた実力が惜しいからだ。

キム監督は「オ・スンファンは間違いなく必要な選手」だとしながらも、「代表選手団全体が集まる11日以降に、コーチングスタッフ会議を通じて決定下すことになるだろう」と明らかにした。また別の左腕のエース、梁玹種(ヤン・ヒョンジュン、29歳、KIA)の体調がオ・スンファン抜擢の変数になるものと見られる。

このほかに秋信守(チュ・シンス、35歳、テキサス・レンジャーズ)と金賢洙(キム・ヒョンス、29歳、オリオールズ)も所属チームと綱渡りの真っ最で、合流するかどうかは不透明だ。高額年俸者でありながら負傷で昨シーズンは活躍を繰り広げなかったチュ・シンスも、いまや2年目のビッグリーガーとなるキム・ヒョンスも、球団の影響力から自由ではないからだ。

これに加えて負傷もキム監督の頭を痛くする。すでに肘の手術を受けた左腕の金広鉉(キム・グァンヒョン、29歳、SK)と李庸燦(イ・ヨンチャン、28歳、斗山)の空白も痛いが、捕手の姜珉鎬(カン・ミノ、32歳、ロッテ)も膝が良くなくて最終エントリーで落馬した。カン・ミンホは磁気共鳴画像(MRI)検査を受けて、膝の手術も念頭に置いている状態だと伝えられた。

代わりにKBOプロ野球で注目された選手たちが、初の太極マークを付けて空白を埋めるために乗り出す。カン・ミンホの代替者としては金泰君(キム・テグン、28歳、NC)が抜擢され、梁義智(ヤン・ウィジ、30歳、斗山)と一緒に代表チームを任されることになった。カン・ジョンホの空席は、昨シーズン生涯初で20-20クラブ(20本塁打-20盗塁)に加入した金河成(キム・ハソン、22歳、ネクセン)が埋める予定だ。

50人の予備エントリーにも一部変化が生じた。

捕手の李宰元(イ・ジェウォン、29歳、SK)と金周燦(キム・ジュチャン、36歳、KIA)が負傷で離脱し、捕手李知栄(イ・ジヨン、31歳、サムスン)、呉智煥(オ・ジファン、27歳、LG)、朴健祐(パク・コヌ、27歳、斗山)が新たに名を連ねた。代表コーチングスタッフは11日までに海外派とヤン・ヒョンジョンなどをチェックした後、再び会議を行って追加のエントリー変更に乗り出す予定だ。

キム監督は、「これほど代表チームを組むのに困難なことがあっただろうかと思う。いざとなったら大リーガーなしに試合を行うこともある」と苦しい胸の内を吐露した。
  • 毎日経済 イ・ヨンイク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-01-04 17:18:11




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