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訪韓日程発表 教皇フランシコ、セウォル号家族・慰安婦ハルモニに会う

教皇庁、フランシスコ教皇の訪韓日程を公式発表 

「光復節(8月15日)に大田でセウォル号の家族を慰め、18日に明洞聖堂で慰安婦を招いてミサを開き....」。

「貧しい人々の友」フランシスコ教皇(78)の4泊5日の公式日程が発表された。教皇庁は18日午前9時(韓国時間午後4時)、教皇庁のニュースポータルを介して具体的な韓国日程を公式発表した。

これによると、教皇は8月14日午前10時30分に京畿道・城南ソウル空港に到着し、韓国を国賓訪問する。初日は青瓦台で開かれる公式歓迎式に出席し、朴槿恵大統領を表敬訪問する。また青瓦台で主要公職者を対象に演説を行い、韓国カトリック中央協議会で韓国カトリック司教団に会うことで訪韓初日の日程を終える。翌日からは青瓦台が提供する専用ヘリコプターで大田と唐津(タンヂン)・海美(ヘミ)・邑城(ウプソン)を訪問し、訪韓期間中にアジアン・ユース・デーと「カトリック殉教者124位諡福式など4回のミサを執り行う。説教と演説がそれぞれ4回ずつ予定されている。

訪問翌日の15日、教皇は大田ワールドカップ競技場で聖母被昇天のミサを執り行う。この席にセウォル号の遺族を招待し、慰労の説教を行う予定だ。この日の午後には金大建(キム・デゴン)神父の生誕地であり、第6回アジアン・ユース・デーの会場であるソルメ聖地を訪問し、アジア青年の悩みと役割について話を交わす。多くのスケジュールがすでに公開されたが、16日に光化門で諡福式が開かれる直前の午前8時55分、西小門殉教聖地を訪問する日程も新たに追加された。訪問直後、光化門で開かれる 「尹持忠パウロと同僚殉教者123位」の列福ミサを執り行う。教皇が現地の教会を直接訪ねて諡福式を司式することは非常に異例なことだ。

またこの日、教皇はアルゼンチンの枢機卿時代から関心を寄せていた忠清北道の「コットンネ」を訪問し、障害者の痛みをいたわる。また、ここで韓国修道者4000人あまりと平信徒に会う。

訪韓4日めの17日には、忠清南道・瑞山(ソサン)の海美殉教聖地でアジアの司教たちに会うことに続き、午後には近くの海美邑城でアジアン・ユース・デーの閉幕ミサを執り行う。

最終日の18日には、カトリックソウル大教区庁で国内の7大宗教団体の指導者たちに会った後、明洞聖堂で平和と和解のためのミサを執り行い、最後の説教を行う。この席に慰安婦ハルモニを招待することも積極的に検討されている。

フランシスコ教皇は、明洞大聖堂のミサで世界で唯一の分断国家である韓国に平和のメッセージを伝えると伝えられた。教皇は訪韓期間、ソウル・鍾路の駐韓教皇庁大使館に滞在する予定だ。

交通の便は、長距離移動の際は青瓦台が提供する専用ヘリコプターを利用し、短距離の移動は車で行うと伝えられた。まだ確定していないが、これまでの教皇の行動を見ると、防弾装置のない一般乗用車を利用するものと見られる。

教皇の今回の訪韓は1984年と1989年のヨハネ・パウロ2世の訪韓に続き、歴代三番めで25年ぶりだ。
  • 毎日経済_イ・ヒャンヒ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-18 17:04:33




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