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文在寅、第19代大統領に当選…「国民に仕える統合大統領になる」

◆ ムン・ジェイン時代 ◆ 

  • 文在寅、第19代大統領に当選…「国民に仕える統合大統領になる」
△写真=「今日は新しい大韓民国を開く日」-文在寅(ムン・ヂェイン)大統領当選者は9日夜、放送3社の出口調査結果が出た後に汝矣島の国会議員会館大会議室に設けられた開票状況室を訪問し、親指を立てて歓呼に答えている。 [イ・チュンウ記者]

文在寅(ムン・ヂェイン)共に民主党大統領候補が第19代大統領に当選した。国民が「国を国らしく作る」というムン当選者の約束を選択したわけだ。ムン当選者は10日から、すぐにも大統領の任期を開始する。 10日午前4時現在、開票率が96.57%を示した中でムン・ジェイン氏は40.85%を得票して大きく上回った。

洪準杓(ホン・ヂュンピョ)自由韓国党候補が24.34%で2位を走り、安哲秀(アン・チョルス)国民の党候補(21.44%)が続いた。ユ・スンミン正しい政党候補とシム・サンヂョン正義党候補はそれぞれ6.72%と6.10%を得票した。ムン次期大統領は慶南と大邱、慶北をのぞく全地域で1位を獲得した。

事前投票率が高く、最終投票率も当初の80%を超えるだろうと予想されたが、投票率は77.2%で、2012年に行われた第18代大統領選挙の投票率(75.8%)よりも小幅で上昇した。ムン当選者は9日夜11時50分、光化門広場で国民向けのメッセージを伝達した。ムン当選者は「明日から私は国民すべての大統領になる。私を支持しなかった方にも仕える統合大統領になるつもり」だと約束した。ムン当選者が憲政史上、類を見ない大統領弾劾による大統領欠位選挙で勝利して、「李明博 - 朴槿恵」大統領と続いた保守政権9年を終えて、「金大中 - 盧武鉉」大統領後の進歩政権時代を再び開いた。ムン当選者としては2008年、参与政府の最後の秘書室長として青瓦台を離れて9年ぶりに、今回は大統領として戻って来た。 2012年の大統領選挙に挑戦して失敗した後、再挑戦の末に青瓦台への入城に成功したわけだ。

朴槿惠 (パク・クネ)大統領の弾劾以後、「変化と改革」に対する熱望がムン当選者に集まって、ムン当選者は選挙運動期間のあいだずっと1位を走った。ムン当選者の対抗馬が誰であるかに応じて、保守勢力の票心は潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長 - 黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行総理大臣 - 安熙正(アン・ヒヂョン)忠南知事 - アン・チョルス候補に移動したが、選挙終盤にホン・ヂュンピョ候補に追い込まれただけだ。当選確定とともにすぐさま任期を開始しなければならないムン当選者の前には、改革と統合・安全保障の課題が横たわっている。

ムン当選者は初代青瓦台秘書室長に任鍾晳(イム・ヂョンソク)候補秘書室長を内定したことが伝えられた。ムン当選者はイム室長を含む青瓦台秘書室の人選を10日の就任直後に発表し、本格的な国政運営に着手する予定だ。

米ホワイトハウスは9日(現地時間)、ムン大統領の当選が確実視されるやいなや、ショーン・スパイサー報道官名義で声明を出し、「われわれムン次期大統領を祝福し、平和で民主的な権力移譲を祝う韓国国民と心を一つにする」と述べた。ホワイトハウスはまた、「われわれ米国と韓国の同盟を継続して強化し、両国間の永遠の友情とパートナーシップを深めるために大統領当選者と協力することを期待する」と付け加えた。

ホン・ジュンピョ候補は「今回の選挙結果を受け入れ、自由韓国党を復元したことに満足する」と述べた。アン・チョルス候補も「国民の選択を謙虚に受け入れるつもりだ。大韓民国が新大統領とともに未来に乗り出すことを希望する」と述べた。
  • 毎日経済_キム・ギチョル記者/カン・ゲマン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-05-10 07:50:59




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