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スーパーバクテリアよりも強い肺炎球菌、韓国で発見

どんな抗生剤を使っても効かない肺炎球菌 

どんな抗生剤を使っても効かない肺炎球菌が国内で初めて発見された。スーパーバクテリアより耐性がさらに強い細菌であり、米国疾病管理本部(CDC)も注目している。8日、三星ソウル病院感染内科のカン・チョルイン教授チームによると、2011~2012年、肺炎球菌保有患者 510人中5人が既存の治療法に使われた抗生剤8種(ペニシリン、セファロスポリン、マクロライド、キロノン、クリンダマイシン、テトラサイクリン、トリメトプリム-スルファメトキサゾール、カルバペネム)に全く反応を見せなかった。

いわゆる「広範囲抗生剤耐性菌」と呼ばれる菌を保有していたわけだ。この菌株は、これまで危険だと知られている「多剤耐性菌(スーパーバクテリア・3種類程度の抗生剤に反応)」よりも抗生剤がが効かない範囲が広く、致命的だ。特に患者のうち1人は入院7日後に敗血症で死亡するほど病状が早かった。

カン・チョルイン教授は「肺炎球菌の被害を減らすにはワクチン接種を積極的に促さなければならない」とし、「抗生剤使用に慎重を期して、耐性菌の発現を管理・監督するシステムを構築することが至急だ」と述べた。
  • 毎日経済_イ・ビョンムン医療専門記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-08 17:33:56




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