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柳賢振(リュ・ヒョンジン)、シーズン10勝

6イニング無失点・10奪三振...韓国人投手では最短期間で二桁勝利を達成 

  • 柳賢振(リュ・ヒョンジン)、シーズン10勝
「モンスター」柳賢振(リュ・ヒョンヂン、27才、LA・ドジャース)が2014米メジャーリーグ(MLB)の前半最後の登板で勝利投手となり、シーズン10勝目を獲得した。

柳賢振は14日(韓国時間)、米国LAのドジャー・スタジアムで行われたLA・ドジャースとサンディエゴ・パドレスのホーム・ゲームに先発登板し、6イニング無失点、無四・死球、2被安打、10奪三振のすっきりとしたピッチングで勝利投手になった。ドジャースは柳賢振の好投に力を得て、1対0で勝利を収めた。この日の勝利で柳賢振は、MLBデビューシーズンの昨年に収めた14勝8敗・防御率3.00に次いで、2シーズン連続で2桁勝利を達成し、エースとしての地位を確立した。10勝5敗・防御率3.44で前半を終えた柳賢振は、「前半期に無失点ゲームが多かった点が気に入っているが、序盤に大量失点で崩れたゲームが何度かあったのが残念」だとし、「オールスター休息期には十分に休んで、後半にもっと良い姿を見せる」と語った。

4度の挑戦の末に10勝を達成した柳賢振はこの日、三振を10個奪って今シーズンの一試合最多奪三振(従来の記録は9個)を立てた。去る9日のデトロイト・タイガースとの遠征試合で、2と3分の1イニング・7失点で崩れた柳賢振は、この日はみごとな好投を繰り広げて周囲の懸念を鎮めた。この日、最高球速95マイル(約時速153キロ)を記録した柳賢振は、投球数92のうちストライクを62も放ち、すっきりとした制球力を披露した。

この日、柳賢振は95マイルに迫る直球に、90マイル(約時速144キロ)にも達する「高速スライダー」でストライクゾーンの隅々を制球し、サンディエゴの打者を徹底して封鎖した。

この日のゲームの前まで、スライダーの最高球速143キロを記録した柳賢振は、2回表にヤスマニ・グランダルへ時速145キロのスライダーを投げるなど、打線を圧倒した。

今シーズン18試合目で10勝を達成した柳賢振は、「韓国人投手MLB最短期間10勝達成」記録を立てた。これまでの記録は2000年の「コリアン特急」朴賛浩(パク・チャンホ、当時LA・ドジャース)と、昨年の柳賢振が達成した21試合目ぶりだ。
  • 毎日経済_チョン・ソクファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-14 17:42:26




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