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玩具「フィンガーペイント」から、安全基準を超過した有害物質が検出


  • 玩具「フィンガーペイント」から、安全基準を超過した有害物質が検出
市中に流通​​されている子供用の「フィンガーペイント(Finger paints)」から、有害物質が安全基準を超過して検出された。

指や手につけて画用紙、壁などに直接塗ることができるように子供用で考案された塗料であるフィンガーペイントは、家庭や幼児教育機関で遊び用として活用している。

「子ども製品安全特別法」に基づいて「玩具」として分類され、子供の皮膚に直接接触して遊びの中で口から摂取するおそれがあり、有害物質などを厳格に管理しなければならない。

韓国消費者院がフィンガーペイントの用途で販売している20個の製品を対象に、有害物質の安全性および表示実態を調査した結果、10個の製品が防腐剤、酸度(pH)、微生物など安全基準に不適合なものと表れたと去る17日に明らかにした。

このうち6つの製品は、微生物による腐敗防止の目的で使用したCMIT・MIT・CMIT + MITが安全基準を超過して最大で6倍、1つの製品はBITが34.8倍検出された。

ここにフィンガーペイントを、皮膚の露出頻度が低い塗料として申告したあとに販売している製品も少なくなかった。

フィンガーペイントは「安全確認対象子ども製品(玩具)」として指定された試験・検査機関から安全基準に適合することを確認したあと、安全認証機関に申告したあとに販売しなければならないが、「玩具」として安全確認申告をした製品は調査対象20のうち8の製品にすぎなかった。

韓国消費者院は子供の安全確保のために基準不適合製品などの是正を勧告し、該当業者はこれを受け入れて販売を中断することにした。

国家技術標準院は、塗料(学用品)として安全確認申告をしたあと、フィンガーペイント(玩具)用途で販売した10個の製品とKC未認証の2つの不法製品について告発した。

安全基準不適合製品は、危害商品販売遮断システムに登録して販売を中断し、フィンガーペイント製品に対する安全性全数調査にも着手する計画だ。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 イ・ミヨン記者 / 写真=韓国消費者院 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-10-18 09:00:00




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