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ペット犬による咬傷事故が年々増加…しかし処罰は軽い


  • ペット犬による咬傷事故が年々増加…しかし処罰は軽い
歌手兼俳優のチェ・シウォン氏の伴侶犬が近隣住民を噛んで死亡させる事故が発生したなか、伴侶犬の管理を強化しなければならないという声が高まっている。

ペットを育てる人口が1千万人に達したが、伴侶犬の管理と処罰規定はまだまだ粗末な状態だ。

先月30日、有名韓国料理店「韓一館」の代表キム某氏は、自身のアパートのエレベーターで首輪をしていない犬にすねを噛まれ、6日後に死亡した。

キム氏のように犬に噛まれる被害を受けた人は、昨年だけで2千人を超えるほど犬による事故は年々増加している。

しかし屋外では、首輪など最低限の安全装置をしていない犬を簡単に見つけることができるほど、伴侶犬に対する管理は粗末な状態だ。

理由は、粗末な処罰規定にある。

現行法によると、ペットと一緒に外出をするときは首輪などの安全装置を必要とし、これを違反した場合は最大で50万ウォンの過料が課される。

猛犬は首輪のほか、マウスガードも着用させなければならない。

しかし、実際に課される過料はそれよりもはるかに少ない5万~10万ウォン水準にとどまり、取り締まりをされても注意だけ受けて終わる場合が多い。

最近4年間のあいだ、首輪未着用でソウル市が課した過料は160万ウォンあまりに過ぎない。

今回問題になった伴侶犬フレンチ・ブルドッグは猛犬に含まれておらず、猛犬分類が不十分であるという指摘も出ている。

ペット人口1千万人時代のいま、主人の責任・処罰を強化しなければならないという声が高まっている。
  • MBNニュース キム・ジヨン記者 / 写真=MBN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-10-23 07:16:00




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