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ロシア、「平昌五輪への参加不許可」IOC措置に反発…「12日に最終立場を決定」


国際オリンピック委員会(IOC)が5日、国家主導のドーピングスキャンダルを起こしたロシアの国家選手団の平昌冬季五輪の出場を禁止し、個人資格の出場だけを許可する決定を下したことについて、ロシアは「侮辱的な措置」だと反発した。

ロシアの五輪当局はしかし、IOCの決定を受け入れ、個人資格の出場を許可するかについては、今後決定するという立場を明らかにした。

RIAノーボスチ通信などによると、ロシアオリンピック委員会(ROC)委員長アレクサンドル・ジューコフはこの日、スイス・ローザンヌで開かれたIOC執行理事会で、「自国を代表することができないように禁止する措置は、五輪運動の本質に反し、五輪の枠を大きく外れる」とし、「これは選手たちが絶対容認されず、徹底的に侮辱的なことだ」と主張した。

ロシア下院のスポーツ・観光・青少年委員会副委員長ヴァレリー・ガザエフもIOCの決定について「政治的挑発だ」と非難し、「中立国の国旗を掲げて五輪に出場することは、ロシアとロシアの選手たちに対する侮辱であるため、許容できない」と指摘した。

ロシア女子棒高跳びスターのエレーナ・イシンバエワは「ロシアが抜けた五輪は不完全な五輪だ」と話した。

ロシア最大の官営メディアグループVGTRKは、ロシア選手団が参加しない五輪を中継しないと発表した。

しかし、実際にロシアが平昌五輪をボイコットするかはまだ未知数だ。

ジューコフROC委員長はローザンヌ会議後、「IOCがすべての『きれいな』ロシア選手たちをすべての種目に出場できるようにしたのは肯定的な側面だ」とし、「出場候補選手たちとコーチ、個別種目の協会代表などが参加する五輪会議で、個人資格の出場問題を議論し、ここで五輪の参加条件に対する最終決定が下されるだろう」と留保的立場を見せた。

ROCは12日、五輪会議を開く予定だ。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-12-06 09:50:27




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