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「白頭血統」初めて韓国の地に…金与正党第1副部長、平昌訪問


金正恩(キム・ジョンウン)北韓労働党委員長の妹の金与正(キム・ヨジョン)党中央委員会第1副部長(写真)が北側高位級代表団に含まれて、平昌冬季オリンピックの開幕式に出席する。

故金日成(キム・イルソン)北韓主席の直系家族である、いわゆる「白頭血統」が韓国を訪問するのは初めてだ。金正恩委員長が妹の金与正第1副部長を平昌訪問高位級代表団に含ませるという破格を見せて、今後の南北対話に予想を超える重みが載せられて注目される。

7日、統一部は「北韓が本日午後通知文を通じて金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員会委員長を団長とした高位級代表団名簿を通知してきた」とし、「(高位級代表)団員3人は金与正朝鮮労働党中央委員会第1副部長、崔輝(チェ・フィ)国体育指導委員会委員長、李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長」だと伝えた。

統一部はこのほかにも、リ・テッコン氏とキム・ソンヘ氏などの補助成員(支援人員)16名と、記者3名が一緒に南側を訪問すると発表した。統一部は「今回の北韓高官代表団は、平昌冬季オリンピックの開会式を祝うための訪問という趣旨に合致するように、労働党、政府、スポーツ界の関係者で慎重に構成されたものと評価する」と述べた。続けて「金与正第1副部長は関連する職責と、他の外国首脳の家族が使節団として派遣される事例も勘案したものと見られる」と評価した。

政府は、「北韓の高位級代表団の滞在期間中にそそうがないように準備していく」と述べた。滞在日程などの実務的な問題は、板門店の連絡チャンネルを通じた文書交換方式で協議していく予定だ。金永南委員長と金与正第1副部長などの北側高位級代表団は、平昌冬季オリンピック開幕当日の9日から2泊3日のあいだ訪南し、開会式に出席して南北団チームの競技を見学するなどの日程を消化することが予想される。この日、北韓側は高位級代表団の具体的な移動経路などについては知らせなかった。

一方、2011年7月6日に南アフリカ共和国のダーバンでジャック・ロゲ国際オリンピック委員会(IOC)委員長(当時)が「平昌」を呼称し、三浪の末に誘致に成功した「2018平昌冬季オリンピック」の開幕が一日に迫った。とは言え、2018平昌冬季オリンピックは事実上は8日から始まる。競技日程上、開会式に先立って「事前競技」の扉を開く種目があるからだ。

平昌冬季オリンピックは8日午前9時5分、江陵カーリングセンターで行われる新設種目のカーリングミックスダブル(混成2人組)予選第1戦で競技の幕を開ける。続いてこの日の午後8時5分には、予選第2戦が相次いで開かれる。競技が本格的に開始されるのはカーリングだけではない。平昌の夜空を裂く「スキージャンプ」もこの日の午後8時15分から、平昌アルペンシアスキージャンプ・センターでノーマルヒル個人予選を行う。
  • 毎日経済_平昌=チョ・ヒョソン記者/ソウル=キム・ソンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-02-07 18:04:53




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