韓国女子カーリング…日本戦、今度は「勝利」を


「チーム キム」の身のほぐしはすっかり終わった。予選戦績8勝1敗。世界ランキング8位で2018平昌冬季オリンピックの金メダルに挑戦状を差し出した韓国女子カーリング代表チームは、突風を起こして第一歩をうまく踏み出した。世界1位のカナダから、世界ランキングトップ5のすべての国を撃破した。

しかし、女子カーリング代表は「これから始まる」と覚悟を固めている。

理由がある。 23日午後8時5分に開始する4戦からは「一発勝負」だ。予選の戦績は消える。たんなる数字に過ぎない。とうぜん準決勝で勝利してこそ、「金メダル決定戦」に安定して進出することができる。すくなくとも銀メダル確保だ。しかし準決勝で敗れた場合、銅メダルをめぐって激しい血戦を展開しなければならない。最悪の場合は予選1位にもかかわらず、「ノーメダル」の痛みを経験しなければならない。

そしてもう一つの「必勝」の理由がある。相手はまさに日本だ。「宿敵」という表現でも不足する相手だ。ジャンケンで負けてもだめだというほどだ。日本は予選で韓国に唯一の「1敗」を抱かせたチームだ。

韓国代表チームは日本戦で敗北した原因として、「集中力の不足」をあげた。予選第2戦で日本を相手にした韓国は、8エンドまで5対4でリードしたが、9エンドで致命的なミスを犯した。最後のショットがハウスを通過し、なんと2点をスチールされて5対6で逆転され、ついに反転できなかったのだ。このため現在の代表チームに必要なのは「間違い」をせずに、自分のスキルを発揮できるように集中力を引き上げることだ。

キム・ミンジョン監督も「雪辱というよりは私たちが1敗をしたし、それは良い薬になっただけ」とし、「藤沢チームは体格は小さいが、ロールバックなどヒッティングの上手いチームだ。スキを与えなければ私たちが成功できる。正確さの戦いになるだろう」と予想した。

日本は世界ランキング6位で韓国より高い。また、2016年の世界女子カーリング選手権で銀メダルをとるほど経験も多い。洗練されたショットを前面に出して、相手のミスに執拗に食い下がる力が優れており、韓国では「集中力の維持」が勝利の必須条件だ。

実際、韓国は15日に行った日本戦で「日本は必ず勝たなければならない」という考えで集中力が乱れた。当時、代表チームのサードのキム・ギョンエは「私たちは日本に勝ちたいと、競技に集中していなかった」と語った。日本に勝たなくてはという負担が、選手たちが実力を発揮することを妨げたというわけだ。以後は選手たちは考えを変えた。相手ではなく自分のショットに集中しようと決心し、「7連勝」という疾走の原動力となった。

韓国女子カーリング代表チームは、今回の大会で恐ろしいほどの集中力を示している。携帯電話も自ら返上し、外の世界との接触を絶った。また、インターネットやテレビ視聴も行わないほど、毎回競技に集中している。

キム監督は「今まで受けたことがない熱い関心に、選手たちはひどく揺れている。今は心を沈めなければならないとき」だとし、記者たちにもあまりにも多くの関心を受けていると、うわつかせないでほしいと願った。

韓国は22日には実戦訓練をしばらく休んで頭を空にして、心を新たにするために力を注いだ。また、軽いトレーニングで感覚だけを維持しながら、戦術の構想も継続した。

常勝疾走している韓国とは異なり、日本は脱落の危機から劇的に存続した。予選最終戦でスイスに敗れたが、スウェーデンが米国を破ったおかげで4強に上がる幸運をつかんだ。絶望から希望を見ることになり、覚悟も格別だ。

日本女子カーリング代表チームのスキップ藤沢五月は「日・韓戦が再び成立して期待される。私たちは誰よりも意欲に溢れている」と自信を表わした。自信の理由はまさに予選での勝利だ。続いて藤沢は、「4強行きは本当に運が良かった。タダで手にした幸運の機会をうまく生かすように頑張る」とし、「予選最後の2競技は不運だったが、うまく克服して準決勝ではより良い姿を見せるようにしたい」と語った。
  • 毎日経済_江陵=チョ・ヒョソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-02-22 23:56:57