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日本の消費者、韓国ファッションモールの常連に


国内のオンラインファッション専門モールが、日本の若者たちをひきつけている。国内での人気を土台に、韓国人と体格条件が類似したアジア市場に進出し、グローバルファストファッション(SPA)との競争に乗り出したわけだ。

19日、ショッピングモールの運営・管理を支援するプラットフォーム業者「カフェ24(cafe24)」によると、66ガールズ(66girls)、ミアマスヴィン(Miamasvin)、ホットピン(HOTPIN)など女性服基盤のファッション専門モールが海外市場で急速に成長している。カフェ24が支援している日本語ベースのショッピングモールの中で、最近1ヶ月間の営業が活発な30のショッピングモールのうち40%は非首都圏の事業者だった。

大邱が最も多く、釜山と全州そして清州などに均等に分布した。このうち80%が女性服を扱った。インスタグラムとLINEなど、日本のソーシャルメディアのフォロワーもかなり多い。ホットピンのフォロワーは12万人にせまり、ミアマスヴィンと66ガールズも2万~4万人に達している。

さいきん日本で「魔法のパンツ」などのヒット商品で浮上した女性服専門モールのホットピンは釜山で運営されている。流行と価格に敏感な10・20代をターゲットにした、「カソンビ(価格対性能比)」の高い商品が人気だ。昨年は売上げ530億ウォンを達成したが、このうち50億ウォンが日本で上げた。 2015年に売上げ240億ウォンを記録した後、2年めで2倍以上に増えた。さいきんのTWICE人気で再点火した韓流に乗って、現地よりも価格がリーズナブルでありながらトレンドに敏感な製品で、若い日本の女性たちを魅了した。

婦人服では求めることの難しかった66サイズの服を看板に掲げた66ガールズは、女性服専門モールの代表だ。パク・エナ代表が10代の頃にオンライン中古品取引から始めて、全州で2007年にオンラインショッピングモールを開設した。 2012年の売上げは100億ウォンを記録したことに続き、2016年は500億ウォンに達した。特に2015年末に構築した英語・中国語・日本語・台湾の翻訳専門モールを通じて顧客の流入が急増した。 Kスタイルに関心の高い日本と中国の顧客が多くなり、台湾ではソーシャルメディアのスターが66ガールズの衣類を紹介して有名になっている。

大邱地域を基盤とした女性服専門モールのミアマスビンは、若々しいデザインとリーズナブルな価格競争力で「チュンソンコゲク(忠誠顧客)」が多い。カン・ビョンチョル代表は、大邱市の東城路で10年のあいだ衣料品店を運営した経験を生かし、オンラインショッピングモールを創業した。 2006年に「カフェ24」でオンラインモールを開設し、2012年には中国語・英語・日本語版をオープンした。日本のショッピングモールの好調のおかげで、海外売上げは40億ウォンを記録した。

公正取引委員会によると、1月の時点でオンラインショッピングモール(通信販売事業者)のうち37%がソウルにある。京畿道(24%)と仁川広域市(5%)などに集まっており、首都圏への集中が激しい。

しかし情報技術(IT)基盤で配達と注文インフラがシステム化し、地域基盤は弱点ではなく、むしろ強みになった。以前は上京して直接卸売市場で品を見て購入し、地方から発送する方式だった。しかし最近はオンラインで服の傾向を把握し、サンプルを確認する方法が定着して、ソウルと地方の格差がなくなった。カフェ24もオンラインストア創業者たちのために、オフィス空間と写真撮影スタジオ、1件当たり1555ウォンの最安値の宅配サービス、無料教育とコンサルティングを支援する創業支援センターを地方で増やしている。
  • 毎日経済_イ・ハンナ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-03-19 19:05:31




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