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青瓦台「チャン・ジャヨン事件」請願に応える…「時効に関係なく疑惑究明」


  • 青瓦台「チャン・ジャヨン事件」請願に応える…「時効に関係なく疑惑究明」


青瓦台は13日、「故チャン・ジャヨン俳優(写真)の死の真実を明らかにしてほしいという国民請願について2日、法務部の過去史委員会がこの事件を事前調査対象に選定した」とし、「これから検察真相調査団は、事前調査を通じて本格的に再捜査をするかどうかを決定することになる」と答えた。

バク・ヒョンチョル青瓦台反腐敗秘書官は、「かなりの時間が流れて公訴時効がほとんど過ぎたが、性接待の強要や斡旋容疑は時効が残っているとできる」と述べた。続いて、「時効にかかわらず過去に行われた調査に不十分な部分はなかったか、法務部・検察・過去史委員会と検察の真相調査団でさまざまな角度から、関連疑惑を究明するために最善を尽くすものと期待する」と強調した。

先だって2009年3月頃、俳優のチャン・ジャヨンさんは「有力人士の酒接待と性接待を強要されて暴行を受けた」という内容の遺書と有力者リストを残して29歳で自ら命を絶った。

当時、4ヶ月のあいだ警察の捜査に続く検察の補完捜査にもかかわらず、接待強要と有力人士の性接待疑惑の両方ともに証拠不足を理由に「嫌疑なし」処分が行われた。これに対して23万5000人の国民が再調査を要請し、青瓦台に請願した。

バク・ヒョンチョル秘書官は、「チャン・ジャヨンさんの陳述書上で同衾を要求した人物とされた、某報道機関の代表に対する捜査不十分は継続して提起されている」とし、「チャン・ジャヨンさんと家族の口座に100万ウォンの高額小切手が数十枚入金されという疑惑も持続して提起されている」と説明した。

あわせてパク秘書官は「端役俳優二姉妹事件の再捜査」の国民請願と関連し、「請願が始まるやいなや3月28日に警察庁は真相調査TFを設けたが、当時の捜査に間違いがなかったか調査が進められている」とした。

2004年、端役俳優の女性が所属事務所の男性から数回にわたって性暴行を受けた後、精神的苦痛に苦しんで自殺し、妹も罪悪感に応じて数日後に自ら命を絶った事件だ。

朴秘書官は「性暴力被害者が安定した状態で、調査することができように 性暴力被害者調査の標準モデルを開発して警察官を教育するなど、調査システムに対する全体的な見直しと被害者への国選弁護人制度など、被害者が受けることができる支援に対して積極的に告知する予定だ」と明らかにした。
  • 毎日経済_カン・ゲマン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-04-13 20:31:08




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