金正恩委員長のファンにならないように注意?…好意的な表現に意見分かれる


  • 4・27南北首脳会談に出席した金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長


4月27日の南北首脳会談以来、韓半島(朝鮮半島)の平和に向けた雰囲気が高まって金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長をはじめとする北側政権に対する韓国の国民の反感が相当部分弱まった。こうした中、オンライン上ではキム委員長を過度にかわいく描写することについて論議が巻き起こっている。

南北首脳会談が全国に生中継され、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金委員長の会話がリアルタイムで公開されると、様々な韓国のオンラインコミュニティでは「キム委員長は意外に気さくで面白い人」という世論が造成されている。

特にキム委員長がムン大統領のために平壌から苦労して平壌冷麺を持ってきたと話すと「ああ、遠いと言ってはいけないのだな」と発言するなど、よどみないユーモアを披露したことが最も話題になった。

以後、SNSには平壌冷麺の写真の投稿が続いた。北側政権に対する国民の反感が弱まると、オンライン上ではキム委員長がかわいく表現されたりもした。ネットユーザーたちは「スイス留学時代に勉強ができなかった」、「肌の色はクールトーンだ」、「酒量はワイン10本」など、キム委員長の人間的な姿を浮き彫りにする情報を書き込んで「かわいい」、「ファンにならないように注意」という意見まで登場した。

SNSに投稿された南北首脳会談の映像にはキム委員長に対する好意的なコメントと、これに反感を示すコメントが共存している。

あるネットユーザーはムン大統領の言葉にうなずいて返事をするキム委員長の映像にコメントを「(金委員長が)おっと!間違い!くやしい!と言っているようだ」と残したりもした。このコメントはなんと550以上の共感を得た。

キム委員長への好意的な世論が造成されると、一部では独裁者を過度に美化してはいけないという声が上がっている。

キム委員長を好意的に描写することを批判するネットユーザーたちは「平和統一のための民族の努力は応援して期待するが、だからと言って過去のキム委員長の悪行を美化したり忘れることはできない」、「現存する最悪の独裁者を『かわいい』と話すのはあり得ないこと」と主張した。

これにキム委員長に対する世論は表現の自由として認めるべきだという意見も登場した。あるネットユーザーは「(キム委員長が)かわいいと言う人々は彼を賛美したわけでも、北を称賛したのでもなく、単純に私見を述べただけ」と話した。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 キム・ミンジ インターン記者 / 写真=MBN放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-05-01 04:57:25