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YouTubeでドラマをリアルタイム放送…著作権に問題はないのか


  • YouTubeでドラマをリアルタイム放送…著作権に問題はないのか
放送局が制作したドラマをリアルタイムで「YouTube」で公開するページが登場した。同時間帯の視聴者は1万7000人にのぼる。専門家は放送局の許可・同意を得ずにYouTubeでドラマを公開する場合、明らかな著作権法違反だと口をそろえている。

YouTubeでリアルタイムでドラマを放送するチャンネルは登録者が17日基準で3万7500人余りだ。

5日にして1000人余りが増えた数値だ。最近人気のドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』の場合、12日に12話が放送されたが、このチャンネルでリアルタイムで放送を見ることができた。この日、放送を見た人は約1万7000人に達し、チャットウィンドウでドラマについてリアルタイムで会話が交わされた。

YouTubeのストリーミングサービスは広告と「スーパーチャット(有料チャットメッセージ)」を介してお金を稼ぐことができ、これは他人の創作物を利用して利益を得る行為だ。

このような違法ストリーミング映像はリアルタイムで投稿されており、海外から放送している可能性が高く、取り締まりと摘発が難しい。

イ・ミニョン中央大学メディアコミュニケーション学部教授は「海外でpooqやTVINGなどの他の有料メディアサービスを利用するユーザーがコンテンツをリアルタイムでYouTubeに公開するケースが多く、これを取り締まるのが難しい」とし「実際にYouTubeでモニタリングと削除を繰り返しているが、すべてのコンテンツの取り締まりが容易ではない」と説明した。

ただし放送局レベルで積極的に行動に出た場合、ある程度は取り締まることができる。イ教授は「放送局からストリーミングサービスを許さないドラマのリストと、関連するキーワードなどをYouTubeに提出し、積極的にこれを取り締まりしてほしいと要請をすると一定期間の取り締まりが可能だ」とし、「サービス事業者のYouTubeは積極的にサービスを監督、管理する義務が生じるからだ」と付け加えた。
  • デジタルニュース局 キム・ミンジ インターン記者 / 写真=Youtubeキャプチャ
  • 入力 2018-07-17 09:57:35




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