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懲罰的損害賠償で「第2のBMW大乱」防ぐ


  • 懲罰的損害賠償で「第2のBMW大乱」防ぐ

自動車メーカーが欠陥を隠蔽・縮小したり意図的にリコール措置を遅らせたことが明らかになれば、売上高の3%を課徴金として賦課されることになる。また製造上の欠陥が原因で消費者に重大な被害が発生した場合、現在は3倍に過ぎない賠償限度を5~10倍に大幅に高め、事実上の懲罰的損害賠償制を導入することにした。今年に入ってBMW車が40台も火を噴いたが、リコールをはじめとする消費者保護措置に積極的に乗り出さないメーカーに対し、政府が制裁を加えることのできる手段が不足したという批判が多かった。

国土交通部は6日、李洛淵(イ・ナギョン)国務総理が主宰した国政懸案点検調整会議で、このような内容を盛り込んだ「自動車リコール対応システム革新案」を確定・発表した。

まず欠陥を隠蔽したりリコールをわざと遅らせるなど、製造上の欠陥に対して誠実に対応しない自動車メーカーに対しては売上高の3%を課徴金として賦課する。これまでリコールをはじめとする是正措置を遅らせる場合にのみ、売上高の1%に相当する課徴金を賦課することができたが、今後は製造上の欠陥を隠したり縮小するだけでもこれまでの3倍の課徴金を賦課するという話だ。

今回の火災事態を起こしたBMW車を事例を例にとると、リコール対象になったBMW車は10万6317台で、ここから発生した売上高は6兆5000億ウォンになる。したがって課徴金は、既存の法令では650億ウォンに過ぎないが、制度の改善がなされた後には1950億ウォンに増える。国土部は「ダイムラーやBMWなど世界の主要自動車メーカーの営業利益率が一桁を超えないことを考慮すると、売上高の3%は大きな金額」だと説明した。

懲罰的損害賠償制度も強化される。現行法によると、メーカーが欠陥を認識しても正しく措置せず、身体や財産に重大な損害が発生した場合には賠償限度が損害額の3倍に制限され、今後は少なくとも5倍から最大10倍に幅を広げる計画だ。

先だってBMW側が火災原因調査のための韓国交通安全公団の資料提出要求を2回拒否したことがあるが、これに関連する制度の改善も行われる。今後はリコール指示するかどうかにかかわらず、メーカーがデータを提出しなければ、1件当たり過料1000万ウォンを課すことにした。資料が不十分だと500万ウォンが賦課され、遅く提出する300万~1000万ウォンが賦課される。
  • 毎日経済_チェ・ヒソク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-09-06 17:46:43




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