トップ >
コリアナウ > 事件事故 > BMW車の修理まかせたら、こっそり「自家用」に
修理のために整備センターに預けた車をオーナーの知らない間にこっそり使用して摘発されたことが分かった。センター側は責任を下請け業者におしつけて、オーナー側の強力な抗議に下請け業者を通じて一歩遅れて補償した。
ソウル市江南区に居住するキム某氏(34)は先月22日、2011年式のBMW 320dをBMW整備センターにあずけた。先月、BMWの車両連鎖火災事件のために、職場から点検を受けなければ社屋内駐車場を利用できないという通知を受け、車両点検を受けると同時に以前から問題があったサイドミラーを修理するためだった。
二日後、整備センターで車を受け取ったキム氏は、助手席で生まれて初めて見るアパートの入車症を発見した。修理を任せた当日、キム氏自分も知らない間に車両が他のアパートを出入りしたわけだ。車両ブラックボックス映像を見たキム氏は、自分の車を許諾なしに使用したことを知ることになり、怒りを抑えることができなかった。
キム氏の抗議に整備センターは謝ったが、自分たちとは関係のないことだとあきれた返答だった。修理車を他の地域整備センターに移す過程で、陸送会社の従業員が私的に車を使用したという。キム氏は「BMW本社に抗議のメールを送ると翌日、整備センターから連絡がきて、陸送会社側と接触をして欲しいと言う」とし、「私はBMWの整備センターに車を預けたのであって、あるのかも知らない陸送会社に車を任せてもいないのに、そこと話をするようにいうは不合理た」と語った。
キム氏の抗議が持続するやいなや、BMWセンター側の補償のための確答を今日明日とのばしたが「現金補償は難しく、消耗品の交換サービスと私的に移動した距離に準じた燃料代ほどを支払うことは可能」だと答えた。
最近、キム氏は整備センターではなく陸送会社の従業員から一定の金額の補償を受けた。しかしキム氏は整備センターの露骨さに舌を巻いている。キム氏は「(会社側に)正式に訴訟すると言うと整備センター側は、どうか陸送送会社を相手に訴訟して、このようなことがおこらないようにして欲しい言い出してあきれはてた」とし、「私の車を任せたのはBMW整備センターだが、ことが大きくなるとおとぼけで一貫して話にならない」と怒りを爆発させた。