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「江西PC房殺人事件」キム・ソンス被疑者の顔と身元を公開

「申しわけありません...弟は共犯者ではない」 

  • 「江西PC房殺人事件」キム・ソンス被疑者の顔と身元を公開

ソウル市江西区のあるPC房(ネットカフェ)で、アルバイトを凶器で数十回刺して殺害した被疑者の身元と顔が公開された。

22日、ソウル陽川警察署の留置場に留置されていた被疑者のキム・ソンス被疑者(29歳、写真)は午前11時頃、治療監護所に移動するために警察署を出てメディアに初めて顔を見せた。青いフード姿に眼鏡をかけて首にタトゥーのあるキム被疑者は、「なぜ犯行を行った」「なぜあれほど残酷に犯行したのか」という取材陣の質問に何ら回答しなかった。

無応答で一貫していたキム被疑者は弟の共犯疑惑を聞くやいなた「ちがう」と答えた。「うつ病の診断書をなぜ提出したのか」という質問には沈黙したが、「診断書を誰が出したのか」という質問には「家族が出した」と短く答えた。キム被疑者は「被害者の家族に言いたいことがあるか」という質問に、「申し訳ない」と答えた。続いて「私が間違ったと思うので、罪の代価を払わなければならないと思う」と付け加えた。

キム被疑者は公州の治療監護所で、最長で一ヶ月間の精神鑑定を受けることになる。去る19日、ソウル南部地裁はキム被疑者に対する鑑定留置令状を発行した。鑑定留置は被疑者を専門医療施設にとめおき、専門家が精神鑑定を行う一種の強制処分をいう。

この日の午前8時頃、ソウル地方警察庁は「身上公開審議委員会の結果、キム被疑者の顔と実名を公開することにした」と明らかにした。特定強力犯罪の処罰に関する特例法第8条には、犯行手段が残忍で重大な被害が発生した特定強力犯罪の被疑者がその罪を犯したと信頼に足る十分な根拠があるとき、顔を公開することができると明示されている。
  • 毎日経済_イ・ヒス記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-10-22 18:14:41




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