文大統領「日本の産業を追い越せる」…国家支援に言及


日本の輸出規制で両国関係が日増しに悪化している状況で、文在寅(ムン・ヂェイン)大統領は産業競争力の向上を通じた「克日」の意志を改めて強調した。

ムン大統領は22日、首席・補佐官会議を主宰した席で、「今までわれわれは家電・電子・半導体・造船など、多くの産業分野で日本の絶対的な優位性をひとつずつ克服して追い越してきた」と述べた。輸入先の多様化と部品・素材の国産化を通じ、先端産業の競争力でも日本をしのごうという意味に解釈される。これは再び日本に経済報復されないようにという趣旨だ。

ムン大統領は「国際分業体制で平等かつ互恵的な貿易を継続するためには、産業競争力の確保が不可欠であることを再度認識することになった」とし、われわれは成し遂げることができる」とも述べた。ムン大統領は「自由貿易の秩序を毀損する技術覇権が国家経済を脅かす状況でも、新技術の革新と創業は核心的な解法になりうる」とし、「特に部品・素材分野の革新産業と、既存の部品・素材企業の果敢な革新をさらに促進する」と述べた。

このような意志の表現は多分に最近の日本の行動を狙った発言だ。ムン大統領は4月、国防分野で自主国防の必要性を取り上げて「切歯腐心」を強調している。この日の発言は経済分野での「切歯腐心」を期待したものと思われる。

ムン大統領はこのために全面的な国家支援がなされるであろうとした。ムン大統領は「政府は今の困難をむしろチャンスにして、部品・素材産業の競争力強化と製造技術革新のために国家的次元でのすべての支援を惜しまないだろう」と強調した。

先だって日本の安倍晋三首相はこの日午前の参院選関連で記者会見を開き、「韓国の輸出規制措置はワッセナー協定などの安全保障の目的で運用を見直して実施するものであり、(強制徴用判決などの)対抗措置ではない」と強調した。ワッセナー体制(協定)は、大量殺傷武器や従来式の武器に活用できる戦略物資の管理に関する4つの国際的な輸出規制の一つだ。

また安倍首相は輸出管理に関連し、両国間の信頼関係が崩れた責任はすべて韓国にあると声を高めた。

安倍首相は「輸出管理当局間の協議のために日本側から要求を行ったが、3年のあいだ進展がない」と批判した。続いて、「日・韓関係の最大の問題は、(韓国が)国家間の約束を守らないという信頼性の問題」だと主張した。具体的に、安倍首相は「請求権協定に一方的に違反し、国際条約を守らず、日・韓慰安婦協議などの両国間の協議も一方的に破棄した」と付け加えた。
  • 毎日経済_東京=チョン・ウク特派員/ソウル=パク・ヨンボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-07-22 18:10:31