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サムスン電子の李副会長…「ラグビーWC」開幕式参観

日本の財界関係者の招待を受け 

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李在鎔(イ・ヂェヨン、51/写真)サムスン電子副会長は日本財界関係者の招待を受けて東京で開かれた「ラグビーワールドカップ」開幕式を参観し、日本政財界の関係者とのビジネスネットワークを強固にした。

また李副会長はサムスン電子日本法人を訪問してスマートフォンの販売など、現地の事業現況の報告を受け、半導体・ディスプレイ材料調達をはじめとする中・長期事業の方向を議論した。

20日の財界によると李副会長はこの日の夕方に東京スタジアムを訪問し、アジアで初めて開催されるラグビーワールドカップの開会式と最初の試合(日本対ロシア)を観覧した。ラグビーワールドカップは夏季オリンピックやワールドカップなどとともに世界3大スポーツイベントに数えられる大行事で、今年は20カ国が参加した。

李副会長の参加は、サムスン電子の日本の主要パートナーである財界の関係者の招請で実現されたものと伝えられた。この日の行事には安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領、日本の政財界関係者や国際オリンピック委員会(IOC)の関係者などが参加し、李副会長はこれらの人士とともに貴賓席のスカイボックスで試合を観戦した。これによって、自然に日本の政財界関係者とのコミュニケーションやビジネス懸案などを議論したと伝えられた。

ラグビーワールドカップは日本で初めて開催されるイベントであり、来年の東京オリンピックのリハーサル的な性格もあり、日本国民の注目度は非常に高い。財界の関係者は、「韓・日の外交葛藤で政治・社会交流などが梗塞した状況で、日本の政・財界が注目する李副会長がラグビーワールドカップに招待されたのは、ビジネスをはじめとする非政治的なイシューではまだ両国が重要なパートナーであることを日本国民に伝える効果を出すことができるだろう」と説明した。

李副会長はこの日、ラグビーワールドカップ競技場に行く前にサムスン電子日本法人を訪問し、ビジネス戦略を点検した。特にギャラクシーシリーズをはじめとするスマートフォンの販売動向・戦略、半導体・ディスプレイの核心素材の円滑な調達計画などを集中的に点検したと伝えられた。これとともに、中長期的な日本の事業戦略と効率的なビジネスネットワーク管理などについても議論した。

李副会長は15日(現地時間)、サウジアラビア首都リヤドでサムスン物産の地下鉄工事現場を訪問し、17日には現地の実勢王族であるムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と会ってスマートシティやエネルギー、建設などのさまざまな分野での協力方案を議論した。これによって「中東の脱石油戦略」をビジネスチャンスとして活用するための戦略を構想した。李副会長は19日未明に韓国に到着して業務を行った後の夕方に日本に出国するなど、忙しいビジネススケジュールを消化している。

李副会長は昨年2月に経営に復帰した後、インドのナレンドラ・モディ首相、アブダビのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子、ベトナムのグエン・タン・ズン首相などの首脳と面談し、幅広いネットワークを強化しつつビジネスの歩みを広げている。
  • 毎日経済_キム・ギュシク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-09-21 19:42:52




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