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ランサムウェア進化...アイフォンも破られた「モバイルひったくり」に注意

検証されたアプリだけ敷いて受像したリンクをクリックしてはならない 

インターネット機器をハッキングして使用できないように作った後、金銭を要求する「ランサムウェア」がPCからモバイルに広がっている。特に、安全性が優れていると評価を受けるアップルのアイフォンのiOS運営体制(OS)も、ランサムウェアの攻撃に崩れ深刻性を増している。特に、PCを攻撃するマルウェアとして知らされたランサムウェアが、最近ではモバイル機器から頻繁に発見されている。

専門家達は、ランサムウェアの攻撃を避けるためには、モバイル機器にアンチウイルスワクチンを敷いて、出処が明らかなアプリケーション(アプリ)のみをダウンロードしなければならないと助言する。

昨年7月、グーグルのアンドロイドOS機器を攻撃した「FakeDefend」が代表的なモバイルランサムウェアだ。FakeDefendは、ワクチンアプリに偽装して偽のウイルス検査を実施した後、深刻な感染が発見されたと恐怖を与え、100ドルのワクチンアプリ決済を誘導する。決済せずに6時間が過ぎれば自動で携帯電話の画面が閉ざされ、使用することができない状態になる。

今年6月にもモバイルランサムウェア「Simplocker」が発見された。これもやはり、アプリ形態で設置され、携帯電話に保存された図ファイル、文書などを暗号化し、開いてみることができなくした。特に、去る5月に登場してiOSを攻撃した「Oleg Pliss」は、アイフォンももはや安全地帯ではないことを知らせた悪性コードだ。

攻撃者は、特定の経路で流出したパスワードを利用し、スマートフォンに進入する。ペイパルなどの簡単決済システムで米貨やユーロ貨幣決済を誘導する。ただし、外部に流出したアカウントを通じて攻撃がなされた形態であるため、ロック暗号が設定された機器は攻撃されなかった。

ポティネッコリアのク・ジャマン理事は、「今年初めてiOSを攻撃する悪種ランサムウェアが登場するなど、スマート機器に対する攻撃がさらに強まるものと予想される」と述べた。

◇用語説明◇
ランサムウェア(ransom ware)は、PCやスマートフォンをハッキングして、特定のプログラムや機器自体を使用しないようにするマルウェア。再び使用できる状態を作るのならお金を払わなければならないため「ランサム(ransom、身代金)」という名前がついた。ハッカーが要求する金額を送らない場合、システムを壊したり、ファイルを暗号化して使えなくしてしまう。
  • 毎日経済_チュ・ドンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-28 17:26:41




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