トップ > コリアナウ > 事件事故 > 「新型コロナウイルス感染症」…韓国の感染状況
1次検査時に「新型コロナウイルス感染症（武漢肺炎）」の陰性判定を受けて地域社会を闊歩していた患者が、後に確定判定を受けたが症状がないことが判ったり、牙山の一時生活施設に移された武漢からの帰国韓国人同胞らが確定判定を受けたことで衝撃を与えている。
また、日本から渡ってきた中国人が約10日のあいだ全国を闊歩した後に一歩遅れて確定者であることが明らかになり、確定者と接触したが症状がないことから自由能動監視対象者として多くの人に連絡した後に確定者になるなど、国内の防疫体系の信頼性に疑問を投げる事例が相次いでいる。
2日の疾病管理本部防疫対策本部によると、前日に確定判定を受けた中国人の12番めの患者（48歳）は、日本で観光ガイド業務などで滞在している途中、先月19日に金浦空港から入国した。中国の武漢に行ってきた履歴がなく、防疫監視網から自由だったこの人物は、20日からタクシーでソウル市中区の飲食店やショッピングモールを訪問し、再び韓国内の居住地である京畿道富川に戻って映画館で映画を観覧した。
22日にはソウル駅からKTXに乗って江陵へ行ったりもしたし、現地の宿泊施設とコーヒーショップや食堂に立ち寄った。ソウル・江陵・富川のほかに水原や軍浦まで訪問し、この過程で医療機関と薬局に数回立ち寄ったが、今月1日になってようやく確定判定を受けて隔離された。10日間は何らの制止を受けずに、全国を闊歩したわけだ。
疾病管理本部が把握した12番患者の接触者は、2日現在で計138人と集計され、15人の感染者のうち2番目に多い。 12番患者と接触した人のなかの一人で確定判定を受けた14番めの中国人女性患者（40才）は、12番患者の妻だ。 12番患者は日本で現地確定者と接触した事実が明らかになっただけに、2次感染した可能性が高いので、彼の妻である14番患者は3次感染者になることになる。
13番患者（28才）は先月31日の1次チャーター機で武漢から入国した韓国人368人のうちの一人だ。入国当時は何らの症状もなく、すぐに忠南・牙山の警察人材開発院に移動した。しかし1日未明に発熱の症状が現れて、2日に確定判定を受けた。ただし入国時に症状を訴えていた18人を含て、残りの1次入国者367人全員は陰性と確認された。
去る1日に2番めのチャーター機で入国した同胞333人に対する全数診断テストが進行中だが、先に施行された有症状者7人の検査結果はすべて陰性と判断された。 15番めの患者（43才）は先月20日に武漢から入国した韓国人で、4番めの患者（55才）と同じ飛行機（KE882）に搭乗していた。
12番めの患者と同じほど地域社会での露出が多かった5番めの患者（33才）と8番めの患者（62才・女性）の動線も公開された。先月24日、武漢から入国した5番めの患者は、25日に「CGV誠信女子大入口店」を訪れて、翌日の26日から症状が現れたと疾病管理本部の調査官が明らかにした。 5番めの患者はバスや地下鉄を利用して、ソウル市城北区の雑貨店や美容室、スーパーマーケットを回って、江南のウェディングショップにも立ち寄った。この過程でこの人物の知人の一人が9番めの確定者（28才・女性）であることが判明した。
1次検査で陰性と判定されて地域社会を歩き回ったことが知られいる8番めの患者は、先月31日に2次検査で確定判定を受けた。 8番めの患者は先月30日に確定が判明した7番めの患者（28才）と同じ飛行機（青島発仁川行きQW9901）で隣の座席に座った。 2日の疾病管理本部によると、この患者が今まで接触した人は計72人で、このうち3人が有症状者として確認された。 3人のうち2人は陰性だが、1人は検査を受けている。
2日現在、国内の感染者は計15人だ。調査対象の有症状者として隔離された414人のうち327人は陰性で隔離を解除された。現在、隔離状態で検査を受けている人は87人だ。
一方、2日午前に仁川空港から出発して中国広東省の深セン空港に到着した大韓航空KE827便で「新型コロナ」に疑われる患者が出た。広州韓国総領事館によると、その便はこの日の午前8時15分に仁川から出発し、午前11時25分に深センに到着した。着陸後、中国人乗客2人が「新型コロナ」として疑われる患者に分類され、病院に運ばれた。これらの2人の周りに座っていた乗客らも、中国当局によって隔離された。
広州総領事館は隔離された乗客のなかに韓国人15人が含まれていることを把握した。 15人の韓国人乗客のうち2人は発熱の症状があることから病院に移され、残りの13人は深セン市内のホテルに隔離された。
「新型コロナウイルス感染症」…韓国の感染状況
5番・8番・12番患者の動線
1次検査時に「新型コロナウイルス感染症（武漢肺炎）」の陰性判定を受けて地域社会を闊歩していた患者が、後に確定判定を受けたが症状がないことが判ったり、牙山の一時生活施設に移された武漢からの帰国韓国人同胞らが確定判定を受けたことで衝撃を与えている。
また、日本から渡ってきた中国人が約10日のあいだ全国を闊歩した後に一歩遅れて確定者であることが明らかになり、確定者と接触したが症状がないことから自由能動監視対象者として多くの人に連絡した後に確定者になるなど、国内の防疫体系の信頼性に疑問を投げる事例が相次いでいる。
2日の疾病管理本部防疫対策本部によると、前日に確定判定を受けた中国人の12番めの患者（48歳）は、日本で観光ガイド業務などで滞在している途中、先月19日に金浦空港から入国した。中国の武漢に行ってきた履歴がなく、防疫監視網から自由だったこの人物は、20日からタクシーでソウル市中区の飲食店やショッピングモールを訪問し、再び韓国内の居住地である京畿道富川に戻って映画館で映画を観覧した。
22日にはソウル駅からKTXに乗って江陵へ行ったりもしたし、現地の宿泊施設とコーヒーショップや食堂に立ち寄った。ソウル・江陵・富川のほかに水原や軍浦まで訪問し、この過程で医療機関と薬局に数回立ち寄ったが、今月1日になってようやく確定判定を受けて隔離された。10日間は何らの制止を受けずに、全国を闊歩したわけだ。
疾病管理本部が把握した12番患者の接触者は、2日現在で計138人と集計され、15人の感染者のうち2番目に多い。 12番患者と接触した人のなかの一人で確定判定を受けた14番めの中国人女性患者（40才）は、12番患者の妻だ。 12番患者は日本で現地確定者と接触した事実が明らかになっただけに、2次感染した可能性が高いので、彼の妻である14番患者は3次感染者になることになる。
13番患者（28才）は先月31日の1次チャーター機で武漢から入国した韓国人368人のうちの一人だ。入国当時は何らの症状もなく、すぐに忠南・牙山の警察人材開発院に移動した。しかし1日未明に発熱の症状が現れて、2日に確定判定を受けた。ただし入国時に症状を訴えていた18人を含て、残りの1次入国者367人全員は陰性と確認された。
「新種コロナウイルス感染症」の国内確定患者
去る1日に2番めのチャーター機で入国した同胞333人に対する全数診断テストが進行中だが、先に施行された有症状者7人の検査結果はすべて陰性と判断された。 15番めの患者（43才）は先月20日に武漢から入国した韓国人で、4番めの患者（55才）と同じ飛行機（KE882）に搭乗していた。
12番めの患者と同じほど地域社会での露出が多かった5番めの患者（33才）と8番めの患者（62才・女性）の動線も公開された。先月24日、武漢から入国した5番めの患者は、25日に「CGV誠信女子大入口店」を訪れて、翌日の26日から症状が現れたと疾病管理本部の調査官が明らかにした。 5番めの患者はバスや地下鉄を利用して、ソウル市城北区の雑貨店や美容室、スーパーマーケットを回って、江南のウェディングショップにも立ち寄った。この過程でこの人物の知人の一人が9番めの確定者（28才・女性）であることが判明した。
1次検査で陰性と判定されて地域社会を歩き回ったことが知られいる8番めの患者は、先月31日に2次検査で確定判定を受けた。 8番めの患者は先月30日に確定が判明した7番めの患者（28才）と同じ飛行機（青島発仁川行きQW9901）で隣の座席に座った。 2日の疾病管理本部によると、この患者が今まで接触した人は計72人で、このうち3人が有症状者として確認された。 3人のうち2人は陰性だが、1人は検査を受けている。
2日現在、国内の感染者は計15人だ。調査対象の有症状者として隔離された414人のうち327人は陰性で隔離を解除された。現在、隔離状態で検査を受けている人は87人だ。
一方、2日午前に仁川空港から出発して中国広東省の深セン空港に到着した大韓航空KE827便で「新型コロナ」に疑われる患者が出た。広州韓国総領事館によると、その便はこの日の午前8時15分に仁川から出発し、午前11時25分に深センに到着した。着陸後、中国人乗客2人が「新型コロナ」として疑われる患者に分類され、病院に運ばれた。これらの2人の周りに座っていた乗客らも、中国当局によって隔離された。
広州総領事館は隔離された乗客のなかに韓国人15人が含まれていることを把握した。 15人の韓国人乗客のうち2人は発熱の症状があることから病院に移され、残りの13人は深セン市内のホテルに隔離された。
- 毎日経済＿ソ・ジヌ記者／チョン・スルギ記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2020-02-03 01:03:07
