疾病管理本部は去る30日、新型コロナウイルス感染症の拡散防止のための先制的対応として、「感染症体外診断検査製品の緊急使用制度」を進めると発表した。また検査速度と利便性の向上した新しい新型コロナウイルススキャン法である「リアルタイム遺伝子増幅検査(Real Time RT-PCR)」を実施する計画だ。新しい検査法はこれまで長時間(1~2日)かかっていた「パンコロナウイルス検査法」とは異なり、6時間以内に結果を確認することができ、1回の検査で確定が可能だ。このことからピーシーエルをはじめとする国内の医療機器メーカーは、疾病管理本部・学会・協会の評価と食品医薬品安全処の安全性と正確性の検討を経た後、民間の医療機関に医療機器を供給できることを期待している。