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「不渡り」直前の韓国旅行業界…政府特別融資を要請

SARSとMERSに続き3回目 

韓国旅行業協会は「新型コロナウイルス」の拡散で旅行会社がいっせいに開店休業に入るやいなや、観光振興資金の特別融資支援を政府に公式提案した。

去る4日から協会ホームページを通じて、中国旅行のキャンセルでこうむった損失分に対する実態調査に着手した。業界レベルで特別融資の申請に乗り出したのは「SARS(サース/重症急性呼吸器症候群)」と「MERS(マーズ/中東呼吸器症候群)」の事態に続いて今回が3回目だ。

去る6日までに把握された公式の被害額は、わが国の国民が海外に出て行くアウトバウンド301億ウォン(キャンセル6万2000人)と、外国人が国内に入ってくるインバウンド66億(キャンセルは474組)と集計されている。まだ登録されていない零細な中国インバウンド旅行会社まで含めると、被害額はさらに膨らむと予想される。

マーズの当時、政府が支援した特別融資の規模は700億ウォン台に達した。旅行業界のある社長は、「金を借りても問題だ。マーズの時は2年据え置き・3年元金分割償還の条件で借りた政府の金も全額を返済できなかった」とし、「今月末に従業員の給料を支払えるか心配だ」とため息をついた。
  • 毎日経済_シン・イクス旅行専門記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-02-07 17:42:21




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