文大統領「非常経済時局、全ての手段を動員」

「状況は思ったよりもはるかに深刻」 

文在寅(ムン・ヂェイン)大統領は「コロナ19事態」の経済的影響と関連し、「政府が取ることのできるすべての手段を利用する、特段の対策が絶対的に必要な時」だと強調した。ムン大統領は18日、青瓦台で閣議を主宰した席でこのように述べ、「現在の状況は思ったよりもはるかに深刻だ。緊急経済状況に対応するためにはどのような制限もかけず、予想を超える想像力を発揮してほしい」と呼びかけた。

ムン大統領は「SARSやMERSよりもはるかに大きくて長い衝撃を与えるだろうという懸念まで出てきている」と閣僚に非常に具体的な対策まで指示した。ムン大統領は「消費クーポンや購入金額の払い戻しなどの消費刺激策とともに、在来市場や路地商圏そして地域経済の活力のために、必要であれば破格のレベルの支援策を積極的に考慮してほしい」と要請した。政府はこの日の閣議で緊急防疫措置の予算と同胞の臨時施設の運営支援など、2件の予備費1041億ウォンを審議・議決した。ムン大統領は「今日議決する第1次予備費は始まりであり、予算の早期執行は当然しなければならない基本措置で、これだけでは足りない」と述べた。

ムン大統領がこのように連日経済対策を強調したのはマクロ経済への打撃と、内需低迷などの消費への影響がますます深刻になっているからだ。

年初に回復傾向を見せはじめた輸出が「足元の火」だ。今月初めにブルームバーグが集計した主要投資銀行(IB)・経済研究機関の今年の韓国の輸出増加率の見通しは2.1%であり、前月比で0.2%ポイント下落した。経済の専門家らは「ダブルディップ」(2番底/景気回復の途中で再び下降する)の可能性を警告した。去る17日、ムーディーズは「世界のマクロ経済見通し」報告書を通じて、韓国の成長率を1.9%に従来比で0.2%ポイント下げた。

毎年2月には卒業式の特需を享受した花屋・レストランにさえも、客足が急速に途切れて閉店の危機に追い込まれている。自動車産業は中国産に80%以上を依存するワイヤーハーネス(自動車の電気配線の束)の部品供給が途絶えて国内工場は今月末まで、短ければ2日、長ければ10日ほど稼動を中断しなければならない。国内完成車の生産中断被害は現在までに6万台であり、数万台追加されることが懸念される。
  • 毎日経済_パク・ヨンボム記者/イ・ジョンヒョク記者/ムン・ヂェヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-02-19 09:46:05