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韓国政府、マスクの「国家管理」に乗り出す

1人当たり週2枚...曜日別に5部制購入 

  • 韓国政府、マスクの「国家管理」に乗り出す

政府は「コロナ19拡散」事態で「マスク供給大乱」が起こったことから、週に1人当たりの購入限度を2枚に制限し、身分証明書の確認などを通じて重複購入を遮断することにした。郵便局・農協・薬局などの販売店に並ぶ事態を防ぐために、生まれ年によって購入できる曜日を指定する「5部制」を導入する。マスクの完成品だけでなく、原材料の輸出も全面的に遮断し、生産・流通・分配の全過程を国家が100%管理することにした。

政府は5日、ソウル庁舎で関係部処合同でこのような内容を盛り込んだ「マスク需給安定化対策」を発表した。

先立って政府はマスクの売り惜しみ禁止、流通構造の透明化、公的販売の義務付けなどの需給対策をうち出したが、依然として購入に困難を経験する消費者が増え、より強力な需給安定化措置をうち出したわけだ。政府は薬局・郵便局・農協にマスクの重複購入確認システムを構築し、売り手が買い手の身分証明書を確認して購入履歴をチェックし、1人当たり1週間に2枚まで購入できるようにする計画だ。薬局では重複購入確認システムが構築され、6日から身分証明書を提示すればマスク購入が可能になる。

しかし6~8日には1人当たりの2枚ずつの購入が可能で、来週からは1人につき週2枚の購入制限が適用される。郵便局と農協は、重複購入確認システムを構築するまでには1人当たり1枚で、その後は一週間に1人当たり2枚を販売する。

来週の月曜日の9日からマスク購入の曜日制を導入し、生まれ年によってマスクの購入が制限される。生まれ年の端数を基準に、月曜日から金曜日は曜日ごとに購入が可能だ。月曜日には生まれ年の末尾が1と6の人が、火曜日には2と7、水曜日には3と8、木曜日には4と9、金曜日には5と0の人がマスクを買うことができる。平日に購入できなかった場合、週末にすべての生まれ年の人が購入可能だ。
  • 毎日経済_イ・ジヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-03-05 20:25:29




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